有名なウィスキー「ブラックニッカ」ですがやばいと噂されています。
今回はそんな噂について調査しました。
ブラックニッカがやばい理由1:危険な飲み方をする人も…。
スーパーやコンビニで頻繁に見かける「ブラックニッカ」ですが、ネット上では大学生を中心に「やばい」との噂が飛び交っています。
ブラックニッカがやばいと言われる理由の1つは、「危険な飲み方」です。
ブラックニッカは危険な飲み方をする人が多いことで有名であり、大学生などのお酒が飲めるようになり、お酒の飲み方をよく知らない人には「危険」なお酒として認定されています。
なぜブラックニッカは危険な飲み方をしている人が多いのかというと、「安さ」が最大の要因であり、ウイスキーの中でも値段が安いことで、購入する人が多いことが明らかとなっています。
ブラックニッカの飲み方の中でも、特に危険なのが「一気飲み」です。
ゲームの罰ゲームなどで一気飲みをするということは頻繁に起こっているのですが、お酒が弱い人はコップの半分ほどで意識を失ってしまうこともあります。
また、ブラックニッカは度数が高いので、危険な飲み方をすることで急性アルコール中毒を引き起こす可能性があり、中には亡くなられたという事例も多く存在するのです。
お酒に含まれるアルコールは、飲んだ後に消化管より速やかに吸収され、肝臓内でアルコール脱酸素酵素という酵素の働きによりアセトアルデヒドに分解されます。
その後、アルデヒド脱水素酵素という酵素が働き酢酸に分解され、最終的に水と二酸化炭素に分解され得t、尿中または呼気中に排泄されるのです。
アルコールの代謝吸収の速度は個人差があり、特に日本人はアルデヒド脱水素酵素という酵素の活性が弱い人が多いとされているため、特に注意が必要なのです。
ブラックニッカがやばい理由2:まずいとの声も多い?
ウイスキーの中でも格安で、買いやすいと評判のブラックニッカですが、ネット上では「まずい」という口コミが多く寄せられています。
ブラックニッカの味に関する口コミは以下の通りです。
このように、ブラックニッカを飲んだ多くの人が「まずい」と感じており、味ではなく酔うためには最適なウイスキーであると感じていることが分かりました。
ブラックニッカの度数は、37%であり、コンビニで売っているビールは7%前後、ワインは10%前後、ウイスキーは40%前後のため、ブラックニッカは比較的飲みやすく、初心者にとってはおすすめのウイスキーとも言われています。
しかし、ビールやワインなどと比べると度数は高いので、しっかりと割りながら飲むことがおすすめであり、「まずい」と感じている人の多くは上手に割れていない可能性が高いでしょう。
そこで、ブラックニッカを美味しく飲む割り方をご紹介いたします。
美味しい割り方1:ハイボール
ウイスキー1に対して、炭酸水3~4割の割合が一番美味しいと言われており、マドラーで混ぜすぎないようにすることがポイントです。
炭酸が抜けてしまうと、ハイボールの爽快感も失われてしまうので、炭酸水を注いだらマドラーで縦に1回混ぜるだけで完成です。
また、ウイスキーの味わいを楽しみたい人はグラス、ウイスキー、炭酸水をしっかりと冷やし、氷なしで飲むこともおすすめです。
レモンピールを加えて、よりさっぱりと飲むことも可能であり、炭酸水の代わりにジンジャーエールやコーラを使用しても美味しいでしょう。
美味しい割り方2:水割り
ブラックニッカの雑味のないクリアな味わいを楽しむのであれば、水割りがおすすめです。
グラスにたっぷりと氷を入れ、適量のウイスキーを入れてマドラーでかき混ぜます。
ウイスキーを冷やし、その際に減ってしまった分の氷を入れ足し、水を加え、マドラーで軽くませたら完成です。
この他にもブラックニッカは、お湯割りにジャムを入れたりオレンジを入れて潰したりと、さまざまなアレンジの飲み方があります。
ハイボールや水割りなどの飲み方が合わない人や飽きてしまった人は、ぜひちょっと変わった飲み方に挑戦してみて下さい。
ブラックニッカがやばい理由3:安すぎる!
「まずい」との口コミが多いブラックニッカですが、危険な飲み方をしてしまうほどに「安すぎる」ウイスキーとしても有名です。
普段飲み用のウイスキーとして人気があるブラックニッカは、アルコール度数37%と他のウイスキーに比べると度数は少々低めでありながら、味や香りに癖がなく、やわらかな香りがし、口当たりが良いウイスキーと言われています。
さらに、嫌な後味もなく飲みやすいウイスキーとして人気があるのですが、ブラックニッカが「やばい」と言われるのは、その価格にあります。
ブラックニッカクリアの2025年時点での内容量別の価格は以下の通りです。
容器 | 容量 | 参考小売価格(税別) |
---|---|---|
びん | 180ml | ¥310 |
びん | 300ml | ¥520 |
びん | 700ml | ¥990 |
紙パック | 1800ml | ¥2,400 |
ペットボトル | 1800ml | ¥2,400 |
ペットボトル | 2700ml | ¥3,420 |
ペットボトル | 4000ml | ¥4,870 |
このように、ブラックニッカクリアは店舗ごとに価格は異なるものの、他のウイスキーに比べて安いことが分かります。
実際にブラックニッカに寄せられた口コミも多くの人が「安い」と感じており、その安さに喜ぶと同時に「大丈夫なのか」と不安視する人も少なくありません。
ちなみに安い理由は主に5つあり、以下の通りです。
理由 | 詳細 |
---|---|
熟成年数の短い原酒を使用 | 熟成年数が短い原酒を使用することで、コストを削減し、低価格を実現しています。ただし、熟成年数が短い分、アルコール感が強く風味が薄い傾向があります。 |
輸入原酒を使用したブレンデッドウイスキー | 海外から輸入した原酒を使用し、国内でブレンドすることでコストを抑えています。これにより、大量生産が可能となり、価格を低く抑えられています。 |
アルコール度数が低い | アルコール度数を37%に抑えることで、加水量を増やし、製造コストを削減しています。これにより、酒税も低くなり、価格に反映されています。 |
大量生産による効率化 | 大手蒸留所の規模の経済を活かし、大量生産を行うことで、品質を保ちながらもコストを削減しています。 |
ノンエイジ(NAS)商品 | 熟成年数を表記しないノンエイジ商品として、若い原酒を活用することで製造コストを抑えています。 |
ブラックニッカクリアは内容量が多いほど割安になっているため、ウイスキーが好きな人にとってはかなり嬉しいでしょう。
さらに、ウイスキーは賞味期限が無いので保存方法に気を付けていれば長期間美味しく飲むことが出来るので、ウイスキー好きな人はぜひ、ブラックニッカを飲んでみて下さい。
ブラックニッカについておさらい
ブラックニッカとは、ニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売するブレンデッド・ウイスキーです。
1956年、モルトウイスキーに中世スピリッツを配合したスコッチタイプの本格ウイスキーとして発売し、1965年発売の新ブラックニッカからモルトウイスキーにカフェグレーンを配合しました。
そして、2019年にはライトユーザー向けの「ブラックニッカ クリア」を主軸に、初号ブラックニッカの流れを汲み、昔ながらの王道的な味わいを好む保守的な愛飲家向けの「ブラックニッカ スペシャル」や「ブラックニッカ クリア」からステップアップしたウイスキー初心者向けの「ブラックニッカ リッチブレンド」、ピートからもたらされたスモーキーフレーバーを強め、アルコール度数をさらに高めたヘビーユーザー向けの「ブラックニッカ ディープブランド」など数種類の派生商品が発売されています。
ブラックニッカとはどんな人におすすめのお酒?
ブラックニッカは以下の人におすすめなウイスキーです。
ブラックニッカは、他のウイスキーに比べて癖がなく、嫌な後味を感じることがないため、ウイスキー初心者にたいへんおすすめです。
さらに、度数も37%と他のウイスキーに比べると低めになっているので、「ウイスキーは度数が高くて怖い」という人も比較的安心して飲むことが出来ます。
ブラックニッカのおすすめの飲み方はハイボールであり、後味がさっぱりしたハイボールを楽しむことが出来ます。
そのため、お酒代を安くして美味しいハイボールを飲みたい人は、ブラックニッカが最適と言えるでしょう。