今回はバーバリーの古着が安い理由について解説します。
バーバリーの古着が安い理由
バーバリーの古着が安い理由は主に3つあります。
1.キズ物の服
2.古い・不人気のモデル
3.三陽商会のライセンス品
安い理由1:キズ物の服
まず1つ目は、キズの入った服です。
どれだけブランド力の高いものでも、傷があれば品としての価値が下がってしまいます。
もちろん、キズがある=偽物ではないので怪しくはないです。
キズがあっても気にならない人には問題ないですが、『バーバリーブランド』の価値が下がります。
安い理由2:古い・不人気のモデル
2つ目は、古いモデルということです。
新しい商品のほうが、価値が高いのは当たり前ですよね。
少し前に流行ったものや、不人気の服は売れ残っていきますので、価格が低くなります。
最終的に、コートで2〜4万円くらいで手に入れる事ができるということです。
仕入れ金額にして、5000円前後。
タダで仕入れている可能性もあります。
日本でのバーバリーのイメージは「おじさんっぽい」でした。
これは、バーバリーがシニア向けに販売をしたからなんですね。
つまり、ひと昔流行ったものはおじさん感が出てしまいます。
体格の違いから、日本人が着ると少し肩がダボっとしていて、おしゃれに着こなすのは難しいです。
安い理由3:三陽商会のライセンス品
最後に、三陽商会のライセンス品です。
三陽商会とは、東京新宿区にあるアパレルメーカー。
自社ブランドのみならず、海外ブランドも多く取り扱っている会社です。
三陽商会は、長年バーバリーのライセンス契約を結んでいました。
それが、契約終了になったのが2015年6月末。
このライセンス契約期間中に、バーバリー『ブルーレーベル』と『ブラックレーベル』が生まれました。
バーバリーを元にして、日本人に好まれるデザインで製作されています。
どちらも若者をターゲットに仕上げられているのが特徴です。
本家バーバリーの20万以上するコートでも、ライセンス品だと10万で買えてしまいます。
クオリティは全く変わらないし、しかも安い・日本人向けということで人気が出ました。
ただ、契約が切れてしまってから三陽商会は、バーバリーブランドを販売することができません。
これらの三陽商会のライセンス品は、本家バーバリーが直接手を加えられたわけではないので、価値が下がります。
安い理由は、本家バーバリーの商品ではないからということですね。
本家バーバリーにとっては、価値の低いバーバリー商品を販売されるより、高級ブランドとして展開することを望んでいたと考えられます。
バーバリーのターゲットは、富裕層のシニアの方々です。
これを、維持するために若者を対象にした商品にすると「誰にでも手の届く商品」としてブランド力が低下してしまいます。
バーバリーはブランド力を保つために、若年層をターゲットにした商品ではなく、本来のバーバリー商品のみを販売。
安いから、偽物のバーバリーというわけではなく、バーバリーを元にした商品のため安くなっているということになります。
バーバリーの古着の悪い口コミ
悪い口コミをまとめました。
安くなっているのは、キズものの可能性が高いです。
店舗販売で購入する場合、手にとって商品をじっくり見比べることができますが、ネットで購入した場合は確認ができません。
汚れが目立つ場合は、損した気分になりますね。
普段XXL来ている人でも、、バーバリー商品だとXLでも余裕のあるサイズ感になります。
しかし、外国人を対象に製作されているため、小型な日本人には細かい部分が大きくなるのが特徴です。
サイズは、ワンサイズ小さいものがおすすめになります。
古着で購入すると、新品の臭いを期待するのは難しいですよね。
古着の独特な臭いが、服にしみついてしまったと思われます。
こういった臭いも、バーバリーの価値を下げている原因です。
バーバリーの古着の良い口コミ
良い口コミをまとめました。
生地がよかったという声が多かったです。
値段のわりに高級感を出せるので、満足できます。
キッズ用も、大人と同じ素材ですのでよく動く子には快適かもしれませんね。
バーバリーというロゴがあると、さらに上品感も出るので満足できます。
質感は、公式と違う気がしたという声もありました。
日本製が英国製かという違いはありますが、品質としてはほぼ同じみたいですよ。
サイズに失敗する人も複数名いました。
肩幅が狭い人には、より小さく感じるかもしれませんね。
しかし安く購入できたことで、カバーすることができたそうです。
可愛いデザインで、素材もいいものならプラマイ0ですね。
逆に、思ったより小さかったという人もいました。
その人も、可愛かったことで問題なしとしています。
安いので悪いところもカバーできますね。
バーバリーの魅力とは
バーバリーといえば、チェック柄です。
他にも、多数のチェック柄があります。
メジャーなブラウン系のチェックが一番人気で、高級感もあるのが魅力ですね。
細部までこだわったパーツ類も魅力の一つです。
トレンチコートをつくるのに、100工程あると言われ、それぞれ専門の職人の手が加えられています。
偽物を見破るには、この「パーツ類を見ると分かる」と言われているくらいのこだわり。
バーバリーは、デザインもキレイめで上品品質。
かなりクオリティの高いアイテムが揃っています。
素材がいいことで、長年使用することにも最適です。
とにかく「かわいい」のが売り。
ルイヴィトンなどのハイブランドとは位置付けが違って、上品かつキュートさがいいと魅力満載となっています。
バーバリーはどんな人に向いたブランド?
バーバリーは、可愛いものやシンプルで落ち着いたもののデザインが多いです。
つまり、オシャレに着こなしたいファッション初心者にもおすすなブランド。
オシャレ上級者には、ファッションの一部にワンポイントとして活用したり、ブランドの中でも若者からシニア世代まで楽しめるブランドです。
本場バーバリーが目的としている富裕層。
もともとは、シニア向けのブランドとして販売され、日本で若者向けに開発されたこともあり、幅広い愛用者が増えたと思われます。
それが、今の人気の秘訣ですね。
バーバリーは、初めてブランド品に挑戦する人にも、購入しやすいと言えます。