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    FF9リマスターがひどい理由は?実際にプレイした感想や違いも徹底解説

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    2000年にPlayStation向けに発売された名作RPG「ファイナルファンタジーIX」を高画質化し、現代のプレイ環境に合わせて様々な機能改善や追加要素を施したファイナルファンタジーIX(FF9)のリマスター版。

    評価は高いのですが、検索結果などを見ると「ひどい」などの噂があるようです。

    今回はそんな噂の真相を調査しました。

    目次
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    FF9リマスターがひどいとの口コミ1:グラフィックがイマイチ

    冒頭の変更点で「グラフィックの向上」とお伝えしましたが、部分的に見るとイマイチだと感じる方もいるようです。

    具体的に例を挙げると、大きく2点あります。

    イマイチな理由1:キャラのマネキン感が強まった

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    当然、解像度が向上することでキャラクターがより鮮明に描写されるようになったわけですが、それが若干裏目に出ている可能性があります。

    作風の特徴柄かもしれませんが、主人公やヒロインなどの美形キャラの目鼻立ちがよりよく見えるようになり、さらに整った顔立ちになったことでファンタジーな世界観とはいえマネキンのような無機質な印象を受けると感じる方もいるようです。

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    イマイチな理由2:背景の解像度には進化が感じられない

    キャラの解像度はかなり進化しましたが、背景に関しては品質の向上があまり感じられず残念だという声もあります。

    キャラと背景の品質に差があるので、画面を移動するキャラがどうしても浮いて見えるのが少し勿体ないという感想が多くあります。

    場合によっては、品質の差によって目が疲れてしまう人もいるとか。

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    FF9リマスターがひどいとの口コミ2:便利機能に醍醐味を奪われた

    本作のリマスター版には、原作で抱えていた問題を解消すべく任意で使用できる便利機能が追加されています。

    時代柄もあってか、ゲーム中に発生する待ち時間や、プレイ時間自体を短縮するような機能が実装されており、それによってゲーム本来の良さを潰してしまっているという声が相次ぎました。

    大きく分けると2点です。

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    高速プレイモード

    原作では「バトル中の演出が冗長」という問題がありましたが、リマスター版では高速プレイモードの機能が実装されており、キャラの動きや演出のスピードが本来のスピードからかけ離れた早さでプレイできるようになっていました。

    チート機能

    RPGではレベル上げも醍醐味と言われている中、リマスター版ということもあり、与えるダメージや必殺技が発動できるゲージが常にMAX状態にできたり、敵とのエンカウントさえも回避できる機能が実装されていました。

    これらによって、物語だけを味わうには便利になったかもしれませんが、任意で使用できるモードとは言え、ゲーム全体の体験としては醍醐味を奪われた気分になったユーザーも多いようです。

    また、細かく調査すると次のように不満に感じるポイントは多々あるようです。

    FF9リマスターがひどい意見一覧

    グラフィックがひどい

    • キャラクターと背景の不一致
      高解像度化されたキャラクターモデルが評価される一方で、背景グラフィックとの解像度の差が大きく、「キャラクターが背景から浮いて見える」という違和感を覚えるユーザーも。
    • 背景のリマスター不足している
      背景のリマスターが不十分で、オリジナルの雰囲気が損なわれたり、マップ上で進入可能な場所が分かりにくくなったりしているとの声があります。
    • キャラクターデザインの変更
      リマスター版でのキャラクターデザイン、特に顔のディテールや表情の変更に対し、オリジナルの魅力を損なっていると感じるユーザーがいます。
    • フィールドの低FPS
      ワールドマップ移動時にフレームレートが低く、画面がカクカクして見えるという声があります。

    システム・操作性がひどい

    • ロード時間が長い
      特にマップ切り替え後の最初の戦闘や、通常のエンカウント時にもロード時間が長いと感じられ、現代のゲームと比較してストレスを感じるという意見が多数あります。
      • 「バトル開始時の演出をスキップ」をオンにしても、マップ移動後の初戦は約15秒のロードが発生します。
      • 演出カットをオンにしてもカットされない、またはカットされても数秒間の暗転状態が続くことがあります。
    • バトルのテンポが悪い
      • バトルスピードを最速に設定しても、行動が全体的にもっさりしており、入力から行動までに時間がかかると感じられています。
      • 召喚魔法や一部の技の演出が長く、倍速モードなしでは冗長に感じられることがあります。
    • 効果音が問題
      • 効果音(SE)が非常に大きく設定されており、BGMが聞き取りづらくなることがあります。
      • BGMとSEの音量バランスを個別に調整できないため、BGMを楽しみたいプレイヤーにとっては大きな不満点となっています。
    • ファストトラベルの不在
      オリジナル版からの仕様ではあるものの、リマスター版でもファストトラベル機能が追加されなかった点に不便さを感じる声があります。
    • スマホ版の操作性が微妙
      タッチスクリーンでの操作が難しく、特に戦闘時のコマンド入力やキャラクターの移動が意図した通りに行えないという評価があります。

    追加要素・変更点がひどい

    • 新機能が微妙
      • 倍速モードやエンカウントなし、HP・MP無限、一撃必殺といったチート機能は、ゲームの進行を早める一方で、ゲームバランスを崩し、オリジナルの楽しさや挑戦性を損なっているという批判もあります。
    • エクスカリバー2の入手難易度が高い
      ゲーム開始から12時間以内に特定の場所に到達するという、オリジナル版同様の非常に厳しい入手条件が変更されておらず、ストーリーをじっくり楽しみたいプレイヤーからの不満があります。
    • カードゲーム「テトラマスター」がおかしい
      リマスター版で一部カードの強さやルールが変更された結果、ゲームバランスが崩れ、特定のカードや戦術が強力になりすぎているとの指摘があります。また、UIや操作性の問題も指摘されています。

    バグ・不具合がひどい

    • 音声の途切れ
      ゲームプレイ中に音声が途切れる問題が報告されています。
    • 進行不能バグ
      ゲームの進行が停止してしまう深刻なバグも複数報告されており、ゲーム体験を大きく損ねています。
    • PC(Steam)版特有の不具合
      Steam版では、画面が緑色になる「グリーンバック現象」などの特有のバグが報告されています。

    その他

    • 装備とアビリティ
      特定の時期にしか購入できない装備が多く、ショップで装備を見ても習得アビリティを確認できないため、意図せず強力な魔法などを取り逃してしまうケースもあります。
    • ラスボスの印象
      ラスボスに関する伏線や描写が少なく、「ぽっと出」感が否めないという声もあります。
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    FF9リマスターは本当にひどい?実際にプレイした感想

    私もかなり前ですが本作をプレイしました。

    良かった点ですが、キャラクターモデルや敵モンスターは高解像度化されており、トランス発動時のエフェクトも発色が鮮やかになりました。

    60fps固定で動くので戦闘アニメもサクサクです。

    加えてブースター(倍速・エンカウント無効・最大ダメージなど)が標準搭載されているため、昔は泣かされた長いロードやレベル上げのストレスはかなり軽減されました。

    反対に不満だったのは背景グラフィックとの“落差”です。

    キャラだけHD化した結果、もともと240p相当だったプリレンダ背景の粗さがむしろ強調され、街角の看板や遠景がぼやけて読めない/判別しづらい場面が少なくありません。

    根本原因は「モバイル版ベースの移植」のようで、元データが失われ、スマホ解像度向けに単純拡大した背景を流用したためと言われています。

    ゲームプレイ自体はオリジナルそのままなのでシナリオやシステムの魅力は健在です。

    ただ、ブースターを多用するとバランスが崩れるため「昔よりテンポ良く遊びたいけれど歯ごたえも欲しい」という人は倍速だけONにして他は封印すると程よいと思います。

    「ひどい」というより「公式は必要最低限のHD化に留まっているので粗が目立つ」、そんな印象でした。

    ブースターのおかげで遊びやすくなった半面、ビジュアルと演出のチグハグさは最後まで付きまといます。

    もし「あの頃のFF9」に近い雰囲気で遊び直したいなら、PC版が良いと思います。

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    通常版とFF9リマスター版の違いとは

    本作は「FINAL FANTASY」シリーズの中でも名作として数えられる1本で、2000年にPS用のソフトとして発売されました。

    その人気から2016年〜2019年までにスマホ、PS4、Switch、Xbox Oneなどでリマスター版として復刻販売され、ファンの間で話題になりました。

    リマスター版での大きな変更点は以下の通りです。

    ①グラフィックの向上
    ②便利機能の搭載
    ③UI・SEの微調整

    細かく切り出せばかなりの改修がはいっており、グラフィックの向上のみが相場である通常のリマスター版よりも力が入っていることが読み取れます。

    項目通常版(PS 1/2000年)リマスター版(現行ビルド)
    キャラクターモデル低ポリゴン+320×240級テクスチャ高解像度化・テクスチャ描き直しで質感向上
    背景プリレンダ当時解像度のまま表示原版を単純拡大して使用
    キャラとの鮮明度差が顕著
    ムービー320p FMV(MPEG-1)多くの機種は1080p相当へアップスケール
    Switch版は内部960×540・720p出力
    フレームレートフィールド30fps
    ワールドマップ20fps前後
    バトル約15fps
    公式リマスターも基本同値
    PCはMemoria/Moguri Modで60fps以上対応
    サウンドPS1内蔵シンセ音源+PCM SE一部SE差し替え・圧縮率高めの初期版あり
    BGMリセット不具合は後日パッチで解消
    セーブ方式モーグリ/ワールドマップで手動のみ手動+マップ切替時のオートセーブ
    ブースト機能なし高速化・エンカウント無効・9999固定
    バトルアシストなど計7種をワンボタン実行
    ロード時間バトル開始10秒前後/マップ切替数秒SSD環境で半分以下に短縮
    戦闘イントロスキップ追加
    UI・フォントドットUI+専用ビットマップフォント高解像度UI・汎用ゴシック体採用
    PCはMODでクラシックフォント可
    ディスク交換4枚組で交換必須概念廃止でシームレス進行
    名前入力英数・カタカナのみ/自由入力可文字種増加・漢字対応
    Xbox/Win10も21年パッチで変更可能
    アチーブメント非対応PS4・Steam・Xboxに実績搭載(Switchは非搭載)
    ミニゲームオリジナル仕様対戦NPCにカードアイコン表示など利便性向上
    対応プラットフォームPlayStationPS4/Switch/Xbox One/PC(Steam・MS)/iOS/Android

    FF9リマスターが面白いとの口コミ:感動は当時のまま、新規にも愛された

    リマスター版をプレイした方の多くは原作をプレイしたことがあるようで、「当時の感動が蘇った」「素晴らしい作品を綺麗なグラフィックで楽しめた」など思い出に浸りながら楽しまれていました。

    そういった肯定的なクチコミの中でも印象的なのが、「当時は難易度の問題でクリアできなかったが、今回搭載された便利機能によってエンディングまで辿り着いて感動することができた」という喜びの声があったことです。

    作品自体の力はしっかりと受け継がれ、その素晴らしさをリマスター版でも証明したようです。

    また、初めて本作をプレイされる方も追加されている便利機能によって作品を気軽に楽しむことができたり、キャラボイスがない中でもストーリーに入り込めるよう演出やセリフにこだわりを感じて楽しまれた方も多いようです。

    「FINAL FANTASYシリーズの原点回帰」とも言われる本作がリマスター版を世に出すことによって、原作の発売から20年以上経った今でも新しいファンを獲得できている様子が伺えます。

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