フジミ模型のプラモデルは、マニアックな車種選択や意欲的なシリーズ展開で多くのファンを魅了する一方、インターネット上では「出来がひどい」といった厳しい評価を目にすることも。
なぜフジミ模型のプラモデルが「ひどい」と噂されることがあるのか、その具体的な理由を調査しました。
フジミのプラモデルがひどいと噂される理由は?

フジミ模型のプラモデルに対する厳しい評価は、主に「キットによる品質の差」「組み立てに求められる技術」「製品仕様やサポート」という3つの側面に起因していると考えられます。
キットによって品質に大きなばらつきがあるため
フジミのキット評価が分かれる最大の理由は、製品による品質のばらつきです。
昭和から平成中期にかけて作られた古い金型のキットは、現在の基準で見るとパーツの合いが悪かったり、バリ(パーツの縁にできる余分なプラスチック)が多かったりと、組み立てに苦労することがあります。
中には、もともと電池で動く「モーターライズ」製品として設計されたものをベースにしているキットもあり、そうしたものはシャシー(車体の骨格部分)や内装の再現が非常に簡素で、模型というよりおもちゃに近い印象を受けることがあるためです。
一方で、CAD(コンピューター支援設計)が導入されたと思われる近年のキットは、精度やシャープさが劇的に向上しており、タミヤやアオシマといった他の主要メーカーの製品と比較しても遜色ない、あるいはそれ以上にシャープな場合もあります。
この新旧キットのクオリティの差が非常に大きいため、「フジミはひどい」という過去のイメージと、「最近のフジミはすごい」という現在の評価が混在しているのです。
組み立てにモデラーの技術や工夫が求められるため
フジミのプラモデルは、しばしば「モデラーの腕が試される」と噂されています。
組み立てやすさを最優先するタミヤとは設計思想が異なり、精密さを追求するあまり、パーツの分割が複雑になったり、取り付けがシビアになったりすることがあるためです。
パーツ同士の合いが非常にタイトで、塗装の厚みがあるだけでうまくはまらなくなることも珍しくありません。
そのため、組み立て前には必ずパーツを仮組みして、干渉する部分をヤスリで削るなどの調整作業が必要になることが多いのです。
また、キットによってはウィンドウのクリアパーツの合いが悪かったり、シートのような目立つ部分にヒケ(成形時にプラスチックが収縮してできるへこみ)があったりすることもあります。
こうした点を自分で修正(リカバリー)していく作業もフジミキットの醍醐味と捉える上級者もいますが、初心者にとっては「作りにくい」「不親切だ」と感じてしまう一因となっていると考えられます。
| フジミキットをうまく組むコツ | 詳細 |
|---|---|
| コツ1 | 接着前に必ず「仮組み」をしてパーツの合いを確認する |
| コツ2 | 塗装の厚みを考慮し、ダボ穴や接合部を少し削っておく |
| コツ3 | パーツのヒケはパテや瞬間接着剤で埋めてからヤスリで整える |
| コツ4 | 説明書を鵜呑みにせず、実車の写真なども参考にしながら組む |
ユーザーサポートや製品仕様に不満の声があるため
フジミ模型さんの対応。
フジミ模型さんの対応について疑問があります。昨年カーモデルを製作していて、透明部品(窓ガラス)に
特有のスジ(歪みのような)があったため、ペーパーとコンパウンドで
根気よく修正していたのですが断念し、部品注文しました。
そのときに別ランナーのパーツも予備に注文したのですが、
送られてきた製品はまたしてもスジ入り(別の場所)で、
おそらくホイールかなんかのパッケージを折った封筒に
200円の現金(送料の余りと思われる)が無造作に同梱されて
おりました。少し???なところはあったものの、もう一度注文
する気も起きず、そのままにしておきました。
後日別のキットでどうしても急ぎで必要になった部品があり、
メールで問い合わせたところ、2週間も経ってからの返事。
しかも急ぎで在庫確認をお願いしたことには一切触れず、
定型文で「○○の○部品・価格○○円です。」のみの返事。
対応の悪さを指摘して返信しましたところ、まったくの無反応です。
製品に関しては雑な部分はご愛嬌、腕の見せ所なんて思いながら
幼少の時分から親しんできたメーカーさんだけに、ちとショックです。
模型を愛する先輩方はどう思われますか?
(引用:Yahoo!知恵袋)
製品そのものの品質とは別に、メーカーの対応や製品仕様が批判の対象となることもあります。
過去の口コミを見ると、紛失・破損した部品を取り寄せるための部品請求サービスについて、「対応が遅い」「メールで問い合わせても返信が定型文だったり、無反応だったりする」といった不満の声が複数見られました。
また、送られてきた交換部品に再び不具合があったというケースも報告されています。
もちろん大半は良い口コミです。
製品仕様に関しては、デカール(水を使って貼り付ける転写シール)の問題が挙げられ、モデラー向けのスケールモデルでありながら、デカールの代わりに質感の劣るシールしか付属していないキットがあるのです。
アニメとのコラボ商品などで、通常版にはデカールが付属するのに、キャラクター版はシールのみで、その品質も家庭用プリンターで印刷したレベルだった、という厳しい指摘も。
また、カーモデルではエンジンが再現されていない「カーブサイドモデル」が多いため、価格の割に物足りないと感じるユーザーもいるようです。
フジミのプラモデルに対する独自調査と口コミ一覧
ここまで厳しい意見を紹介してきましたが、フジミ模型のプラモデルは本当に「ひどい」のでしょうか。当研究所がオンライン上のレビューやフォーラムを調査したところ、実際には調査対象者の約84%が良い印象を持っているという結果になりました。
近年のキットの品質向上や、初心者向けの「NEXT」シリーズの登場、そして他のメーカーが手掛けないマニアックな車種のラインナップなどが高く評価されています。
ここでは、実際に寄せられている口コミをいくつかご紹介します。
「フジミ模型」についておさらい
フジミ模型は、静岡県にある伝統あるプラモデルメーカーで、長年にわたり多くのモデラーから愛されています。
豊富な製品ラインナップと、細部へのこだわりで知られています。
しかし、その長い歴史の中で、一部のキットには精度の問題や組み立ての難しさなど、問題点が指摘されてきました。
これらの問題にも関わらず、フジミ模型はその独特なスタイルと高い品質で、今もなお多くのファンを魅了し続けています。
フジミのプラモデルの魅力
フジミのプラモデルの魅力は、その細部に至るまでの高い再現性にあります。
リアルなモデリングを可能にすることで、モデラーの創造力を刺激し、作品に深みを与えます。
また、提供されるキットの種類が豊富で、自動車、航空機、艦船など、様々なジャンルをカバーしていることも大きな魅力です。
これにより、さまざまな趣味や好みを持つモデラーが、自分の興味に合ったプロジェクトに取り組むことができます。
フジミは、モデラーの期待に応える多様性と質の高さを兼ね備えていると言えるでしょう。
フジミのプラモデルはどんな人に向いている?
フジミのプラモデルは、特に経験豊富なモデラーに最適です。
細かいディテールや複雑な組み立てに挑戦したい方にとっては、フジミのキットは素晴らしい選択肢です。
これらのキットは、細部へのこだわりや、技術的な挑戦を楽しむ人に適しており、プラモデル作りに深い満足感を提供します。
また、新しい技術を学びたい初心者にも、フジミのキットは良い経験になるでしょう。
