あずきバーや、やわもちアイスなどで人気の食品メーカー井村屋から販売されていた「アイスまんじゅう」ですが現在販売されていません。
今回はそんな販売終了理由を紹介します。
アイスまんじゅうが売ってない?販売終了理由を紹介
1963年、アイス事業に乗り出した井村屋。
和菓子屋としての認知は定着していましたが、アイスに関しては後発だったために、市場に切り込むのにかなり苦戦した時期もあった井村屋ですが、得意とする「ぜんざい」でアイスが作れないかと、商品開発を始めました。
粒の残るぜんざいを、均一にアイスに閉じ込める技術を見出すため地道に研究開発を続け、1973年に念願の「あずきバー」が誕生。
50年以上も愛され続けている「あずきバー」のほか、やわもちアイスや、たいやきアイスなど、あんこを使った様々なアイスを製造するなか「アイスまんじゅう」が販売終了。
苦渋の選択だったと思いますが、次のような理由があったと考えられます。
終了理由1:コスト増の波より販売を終了せざるを得なかったため
まず考えられるのは、経済的な側面からの圧力ですね。
アイスまんじゅうの命とも言える小豆や乳製品といった原材料の価格は、近年上昇傾向にあります。
以下は農林水産省のデータですが、光熱費や人件費、飼料の高騰、円安などの影響で2007年から2023年の約15年間に1.3倍まで高騰しており、今後もこの動きは続くとされています。

(出典:農林水産省)
高品質な素材へのこだわりは井村屋の魅力の一つですが、それがコスト増となって経営を圧迫した可能性は否定できません。
| コスト増の要因 | 具体的な影響 |
|---|---|
| 原材料価格の高騰 | 小豆、乳製品などの価格上昇 |
| 流通・販売コストの増加 | 輸送費や人件費の上昇 |
| 製造コストの上昇 | 人件費(採用コスト含め)や設備費用の高騰 |
これらのコスト増は、商品の価格に転嫁するにも限界があり、採算を取るのが難しくなったのかもしれませんね。
終了理由2:アイスクリーム市場が変化し売れにくかったため
次に、アイスクリーム市場全体の変化と、それに対する井村屋の戦略的判断も影響していると思われます。
現代の市場は、消費者の嗜好が多様化し、特に洋風アイスクリームの新しいフレーバーや商品が次々と登場しています 。
多様な商品が登場する中で、伝統的な和風アイスが以前ほどの注目を集めにくくなった可能性があります。
そのため井村屋は「あずきバー」や「やわもちアイス」といった主力商品に資源を集中させることで、ブランド全体の最適化を図ったと考えられます。
残念ながら、アイスまんじゅうはその戦略の中で、一時的に優先順位が下がってしまったのかもしれないですね。
| 井村屋アイスまんじゅうの特徴 | 消費者の反応 |
|---|---|
| 伝統的な和風アイス | 「懐かしい味」「食べるとホッとする」といった声が多かったようです。 |
| たっぷりのあんこ | あんこ好きにはたまらない魅力でしたね。 |
| ミルクアイスとの調和 | あんことミルクのバランスが絶妙だったと思われます。 |
| 福岡県の梅を模した形 | 可愛らしい形も特徴の一つだったのですね。 |
しかし、2020年代に入り、製造終了が発表されると、SNSなどでは多くのファンから惜しむ声や、販売終了を悲しむ声が上がりました。
いかに多くの人に愛されていたかの証左と言えるでしょう。
再販の可能性は?代わりの商品は?
販売終了は非常に残念ですが、完全に諦めるのはまだ早いかもしれません。
また、井村屋のアイスまんじゅうに近い味わいを楽しめる商品も探してみましょう。
井村屋は過去にも「一時終売」した商品を限定的に復活させた事例があるため、アイスまんじゅうも完全になくなったとは言い切れない状況です。
「井村屋アイスまんじゅうロス」を少しでも和らげるために、味の方向性が近い代替品を探してみるのも一つの手です。
| 代替商品候補 | 特徴 | 味わいの近さ |
|---|---|---|
| 丸永製菓 あいすまんじゅう | 九州生まれ。ミルクと小豆の組み合わせが特徴的ですね 。 | ★★★★★ |
| ローソン どらもっちアイス | もち、つぶあん、アイスの組み合わせが楽しめます 。 | ★★★★☆ |
| その他和風アイス | 各メーカーから様々なあんこ系アイスが出ています。 | 商品による |
ここからは過去に販売されていた井村屋の「あいすまんじゅう」の定番品以外についても紹介します。
井村屋の小さなあいすまんじゅうも販売終了

(画像元:もぐナビ)
家族でファンです!
中のあんこが本当のあずき煮で、高級感があります。ボリュームもたっぷりなところもお気に入りです。通常の大きさはかなり食べ応えがあるけれど、このサイズは食べやすく、ついつい食後に手が伸びてしまいます。CMも最高です!(引用:もぐナビ)
2007年5月28日に投稿された、井村屋小さなあいすまんじゅうへの口コミがありました。
棒タイプではなく、ピノのように一口サイズのあいすまんじゅうが売られていたんですね。
井村屋名物あいすまんじゅうも販売終了

(画像元:もぐナビ)
私は、新大久保の駅近くの、業務用のスーパーで買いました。
コンビニにはおいてくれないのかなぁ。。。
今んとこ、新大久保でしか食べれてないので、どっかにあったら教えてください><!(引用:mixi)
2006年10月18日に投稿された口コミには、新大久保の業務スーパーで井村屋名物あいすまんじゅうを購入したとの声もありました。
やはり、一時期は井村屋もアイスまんじゅうを販売していたようですね。
井村屋アイスまんじゅうは何処へ?
どこのスーパーやコンビニで探しても、先ほど掲載した井村屋名物あいすまんじゅうや、小さなあいすまんじゅうは見かけないですね。
井村屋のあいすまんじゅうは販売終了とするポストもでていました。
前述通りHPに載っていないことからも販売終了であることは事実でしょう。
以下は、考察になりますが、よく売り場で目にする丸永製菓やセンタンなどの「あいすまんじゅう」との競争に、勝ち残ることが出来なかった可能性が一つ。
もう一つは、「あいすまんじゅう」との市場競争に固執するのではなく、同じ小豆を使った商品で、井村屋の看板アイスである「あずきバー」をより長く愛される商品として維持していくことにシフトチェンジ。
3つ目は、やわもちアイスなど独自性を持たせた商品を開発することで、井村屋の地位を確立すること目指したのではないでしょうか。
同じ商品同士で狭い市場を奪い合うのではなく、井村屋としての強みと個性を追求し、これからも多くの消費者に喜ばれる商品を開発していってほしいですね。
アイスまんじゅうはどこに売っているの?
井村屋名物あいすまんじゅうは、残念ながら販売終了となっていました。
たっぷりのあんこを、ミルクアイスで包み込んだ「あいすまんじゅう」。
根強いファンを獲得してる「あいすまんじゅう」は、様々なメーカーや店舗から製造販売されています。
どこで購入しているのか、SNSでの声を集めてみました。
SEIYUで発見!
近場のスーパーやコンビニを探しても見つからず、SEIYUで発見できたと喜ぶ声がありました。
定番のミルクではなく、季節商品のイチゴということもあって、もしかしたら入荷エリアや仕入れ数が限られていて、購入しづらいのかもしれませんね。
コンビニで買えた!
コンビニで購入できたという声もあがっていますね。
一方で、コンビニに置いてなくて残念がるポストもあるので、店舗ごとの仕入れ状況によって、置いている店と置いてない店があるのかもしれません。
メディアに取り上げられたこともあり、あいすまんじゅうへの需要も一層高まって、購入しづらくなってきている可能性もありそうです。
季節や数量限定で販売している種類もあるので、食べたいと思ったときには、お目当ての種類が売り切れていることもありそうです。
最後の手段は通販サイト
メーカー公式や、楽天やアマゾンなどの通販サイトでも購入できます。
なかなか食べられなくて、あいすまんじゅうが恋しくなっている方は、ぜひネット通販をチェックしてみて下さいね。
アイスまんじゅうの良い口コミ1:絶品あんこと濃厚ミルク
ミルクアイスであんこを包んだ「アイスまんじゅう」について、どんな点が高評価なのかネットでの口コミを調べてみました。
濃厚なミルクとふっくら小豆
濃厚なミルクと、ふっくら艶々の小豆が美味しいとのポストがあがっていました。
あいすまんじゅう😍💕
コレ初めて食べた時は美味しくてビックリしました❗
アイスだけどあんこが主役のアイス。
あんこを甘いバニラ系のやわらかいアイスとかためなアイスで二重に包んでます。外側は厚めのコーティングっぽい感じ。
あんとアイスのバランスがいいのか…甘くても最後まで美味しく食べられます。(引用:もぐナビ)
主役はあんこだとの口コミもありました。
硬めと柔らかめのアイスで、主役となるあんこを包み込んだ「あいすまんじゅう」は、ミルク味とあんこが好きな方には、絶品アイスの1つになりそうですね。
本当のお饅頭のような食感
いつからあるんだろう♡
随分前に出会って以来、ず〜っとリピートしています♪ただバニラに餡子が入っている…というのではなくて、なんとも言えない本当のお饅頭のような柔らかくもっちりとした口あたりがたまりません‼︎(引用:もぐナビ)
柔らかく、もっちりとした食感が、本当のお饅頭のような感じでたまらない味との口コミがありました。
アイスなのにカチカチではなく、柔らかいあんこを味わえるのが魅力の「あいすまんじゅう」。
ずっしりとした、食べ応えのある「あいすまんじゅう」は、一つ食べたらお腹も心も大満足できそうですね。
種類豊富で楽しい!
丸永製菓のあいすまんじゅうですが、定番のミルクアイスだけでなく、イチゴや和栗、更にはプレミアムシリーズなど、様々な種類が販売されています。
色んな味を食べ比べて、お気に入りを見つけるのも楽しそうですね。
アイスまんじゅうの良い口コミ2:ご当地アイスまんじゅうを楽しもう!
全国的に入手しやすい丸永製菓のあいすまんじゅう以外にも、ご当地ならではのアイスまんじゅうも美味しいと呟くポストもあがっていたので、ご紹介します。
群馬県 シロフジ製パン所
群馬県桐生市にあるシロフジ製パン所のアイスまんじゅう。
こし餡を牛乳アイスで包んだ、昔から変わらない製法で作った手作りアイスです。
シロフジ製パン所ならではの、ミルキー感を試してみたいですね。
三重県 寿惠広
三重県桑名市にある老舗、寿惠広のアイス饅頭。
小ぶりなサイズに見えますが、ギッシリと小豆が入った贅沢なアイス。
大納言や抹茶など、色んな味を試してみたくなりますね。
三重県 マルマン
同じく三重県桑名市のマルマンです。
小豆を使ったアイスまんじゅうや、あずきミルクのほか、フルーツやコーヒー味などのアイスも楽しめますよ。
三重県 新栄堂
可愛らしいパッケージの新栄堂のアイスまんじゅう。
定番のアイスまんじゅうに、抹茶味のアイスまんじゅうの2種類を提供しています。
販売期間は夏期限定とのことなので、ご注意ください。
高知県 久保田食品
高知県の久保田食品も様々なアイスを扱っていますが、一時期「アイスまんじゅう」も販売していたようです。
現在、公式サイトをチェックしても商品ラインナップには掲載されていません。
同系列の商品として久保田食品が販売しているのが、「花まんじゅう」。
ご当地アイスとして、1981年から地元民に愛され続けている商品です。
福島県 松永牛乳
福島県南相馬市にある松永牛乳の手造りアイスまんじゅう。
東日本大震災を乗り越え、今もなお真摯に牛乳やアイス等を作り続けている松永牛乳。
ぜひ、南相馬市に行かれた際には、松永牛乳の手造りアイスまんじゅうを、じっくり味わってみて下さいね。
そもそも井村屋アイスまんじゅうとは
明治時代中期の1896年、井村和蔵氏が三重県に菓子舗「井村屋」を開業したことからスタートした、井村屋グループ株式会社。
井村屋肉まん&あんまん等のCMが懐かしい方もいらっしゃると思いますが、肉まんのほか、ようかんやカステラ、豆腐や調味料、アイスなど、多岐にわたる食品の製造販売をしています。
今回は、井村屋の商品のなかで、粒あんをミルクアイスで包み込んだ「あいすまんじゅう」にスポットを当てて、販売終了したという噂、購入できる場所、アイスまんじゅうに対する口コミとあわせて、どんな方にあうアイスなのか、ネットでの情報をもとにお伝えしていきます。
井村屋アイスまんじゅうはどんな人に向いている?
今回は、井村屋名物あいすまんじゅうのほか、様々なメーカーや店舗で扱われているアイスまんじゅうについて、ご紹介しました。
残念ながら井村屋名物あいすまんじゅうは販売終了となっていますが、丸永製菓やセンタン、久保田食品などのメーカーのほか、寿惠広や新栄堂などの個人店、松永牛乳などでも製造されています。
全国に流通しているもの、ご当地でしか味わえないものと色々ありますが、あんことアイスの絶妙なハーモニーを楽しみたくなったら、ぜひアイスまんじゅうをお試しくださいね。
