今回はパワポケRが安い理由について紹介します。
ちなみに以下の中古品は450円ほどで売っているのですが、定価の1/10以下でかなり安いです。
パワポケRが安い理由とは?人気がないから?
2021年11月25日にコナミデジタルエンタテインメントから発売された「パワポケR」ですが、「安い」との声が挙がっているようです。
メーカー希望小売価格は、5,995円(本体価格5,450円)ですが、2025年では店舗によっては600円ほどで売られているようですね。
「パワポケR」は野球だけでなく様々なジャンルのゲームが楽しめるゲームなので、安く売られている理由が気になります。
結論から言うと人気がないため安くなっているのですが、次のようなものがその要因として挙げられます。
ボリュームが足りない?
「パワポケR」が安く販売されている理由の一つ目に「ボリュームが足りない」という声があります。
「パワポケR」は、選手を育成し、最大4人で楽しめる本格野球で育てた選手を活躍させることができます。
また、サクセスで登場するミニゲームも充実しており、野球好きな人もそうでない人も楽しめるゲームと話題になりました。
しかし、一部のプレイヤーからは「ボリュームが足りない」と、内容の薄さを指摘する声が挙がっているようです。
ボリュームが足りないと言われているのは、ペナントがなくなっている点やオリジナル選手の使い所が揃プレイ時にない点などが挙げられているようですね。
もう少し深掘りして表にまとめます。
項目 | 詳細 | 影響 |
---|---|---|
収録モード | サクセスモードは「極亜久高校編」「ドリルモグラーズ編」「戦争編」の3編のみ。 | 過去作に比べて収録モードが少なく、プレイ時間が短縮される。 |
新モード「サイバーバル」 | アクションシューティング形式の新育成モード。 | 野球要素が薄く、従来のファンには不評。 |
ペナントモードの欠如 | 発売時点で「ペナントモード」が未収録。アップデートで「俺のペナント」が追加されたが遅延。 | オリジナル選手の活躍の場が少なく、ライトユーザーは早期に飽きる可能性。 |
NPB選手・球団の未収録 | 実在のNPB選手や球団が登場せず、架空のリーグと球団のみ。 | 過去作で楽しめたリアルなプロ野球要素が欠如し、ファンの期待を裏切る。 |
ミニゲームのテンポ | ミニゲームのテンポが悪く、現代のゲームに比べてプレイ感が劣る。 | 短時間で楽しみたいユーザーにとってストレスとなる。 |
難易度の高さ | サクセスモードや裏サクセス「戦争編」の難易度が高い。 | 選手育成が難しく、初心者やライトユーザーには敷居が高い。 |
ボリューム不足の総評 | 全体的なコンテンツ量が少なく、過去作に比べて物足りない。 | 長時間プレイを求めるユーザーにとって満足度が低い。 |
新規ユーザーであれば問題ありませんが、ライトユーザーにとってはボリューム不足と感じてしまう結果となりました。
ライトユーザーを離さないためには、圧倒的ボリューム不足を解決する必要があるようです。
バグが多すぎる?
「パワポケR」が安く販売されている理由の二つ目に「バグが多すぎる」という声があります。
バグとは、コンピュータプログラムにおける欠陥・不具合のことを指します。
プログラムの実行中に、正常に動作をしない、又はプログラマの想定外の操作をしたときに不具合を起こす、意図していない強制終了するなどのことを指すのですが、プレイヤーにとってはストレスに感じるものであることは間違いありません。
バグが多いことはゲームの評価にも繋がります。
もう少し深掘りして過去のバグに関して表にまとめます。
項目 | 詳細 | 影響 |
---|---|---|
能力変化キャンセルバグ | イベントでの能力変化後にターンを進めると、能力変化がキャンセルされる。 | プレイヤーが意図した育成ができず、ゲーム体験が損なわれる。 |
交通事故イベントのバグ | 交通事故で能力が減少した後、ターンを進めると能力減少がキャンセルされる。 | 一部のプレイヤーがこのバグを利用して不正な育成を行う可能性。 |
守備力Gバグ | サクセス「コンバートイベント」で守備力がGになるバグが発生(Ver.1.2.0で修正)。 | 守備力が極端に低下し、試合でのパフォーマンスに悪影響を及ぼす。 |
プレイヤー名上書きバグ | ハイスコア登録時、他エリアのプレイヤー名が上書きされる(Ver.1.3.0で修正)。 | ランキング機能が正確に機能せず、競争性が低下する。 |
ハイスコア登録不可バグ | エリア2以降のハイスコアがランキングに登録できない(Ver.1.3.0のみ)。 | プレイヤーの達成感が損なわれる。 |
金特取得バグ | 特定のゲームレベルで金特が取得できない仕様ミス。 | プレイヤーが意図した能力を取得できず、不満が生じる。 |
テキスト誤表記バグ | 「俺のペナント」で顔設定時に「マイライフ」のテキストが表示される(Ver.1.4.0以降修正)。 | ゲームの完成度に対する信頼が低下する。 |
イベントショートカットバグ | サクセス「モグラーズ編」でイベントショートカットをオフにすると誤った報告が表示される。 | プレイヤーが混乱し、ゲーム進行に支障をきたす可能性。 |
セーブデータ関連バグ | 過去作ではセーブデータが破損するバグがあり、ユーザーからデータを回収して修正する対応が必要だった。 | プレイヤーのデータが失われるリスクがあり、信頼性が低下する。 |
流行が終わったから?
「パワポケR」が安く販売されている理由の三つ目に「流行が終わったから」という声があります。
「パワポケR」は、2021年11月25日にコナミデジタルエンタテインメントから発売されたゲームソフトであり、すでに発売から数年経過しています。
基本的に、ゲームは流行が過ぎ去ると安くなります。
余りに古くなれば希少価値で上がることもありますが、それは何十年も後の話なので2、3年で価値が上がるということはかなりレアな話でしょう。
「パワポケR」は、パワプロクンポケットシリーズとして「パワプロクンポケット14」以来の10年ぶりの作品です。
パワポケは1999年~2011年に発売されていた大人気ゲームであり、多くの野球ファンを虜にしましたが、時代が変わるとともにパワポケに対して飽きている人がいるようですね。
事実上「パワポケ1・2」のリメイクとも言われており、全体のボリューム不足や細かい出来の荒さ目立っているため、パワポケ離れが起こっている可能性があります。
流行が終わったと思わせないためにも、「パワポケR」ならではの魅力を盛りだくさんにすることが重要だったようですね。
このように、「パワポケR」が安い理由は様々であることが分かりました。
店舗によっては500円以下で販売されている「パワポケR」。
メーカー希望小売価格よりはかなり値段が下がったようですが、お値段以上の面白さがあります。
一時はX(旧:Twitter)でトレンド入りするほどの話題となった作品なので、気になる人はぜひプレイしてみてくださいね。
パワポケRがひどいとの噂はなぜ?
2011年発売の「パワプロクンポケット14」以来となる10年ぶりの作品「パワポケR」ですが、検索結果に「ひどい」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声もあるようです。
難しすぎる?
「パワポケR」が「ひどい」と言われる理由の一つ目に「難しすぎる」という声があります。
「パワポケR」は、サクセスや裏サクセスの「戦争編」が難しいとの声があるようです。
難易度をゲーム開発者に合わせると難しすぎるゲームができあがり、ゲーム初心者に合わせると簡単すぎてプレイヤーから批判が集中したりと、ゲームの難易度はとても難しい問題です。
難易度に関しては人によって感じ方が異なる部分ですが以下の表のようなポイントが賛否分かれるところです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サクセスモードの難易度 | 表サクセス「ドリルモグラーズ編」や裏サクセス「戦争編」の難易度が高い。 |
ミニゲームの難易度 | 「呪い島」や「ダイジョーブ島」などのミニゲームが複雑で、地雷回避やアイテム収集が難しい。 |
サイバーバルモードの難易度 | 新モード「サイバーバル」は序盤から難易度が高く、初心者にはクリアが困難。 |
試合操作の難易度 | 野球部分の操作が「パワプロ2020」準拠であり、慣れるまで時間がかかる。 |
即死イベントの多さ | 「戦争編」ではゲリラ襲撃や病気などの即死イベントが頻発。 |
難易度設定の制限 | 難易度を下げる設定が制限されており、初心者が救済措置を利用しにくい。 |
運要素の強さ | 「ドリルモグラーズ編」では運要素が強く、試行回数が多く必要。 |
リメイク元との比較 | 原作よりも難易度が下がった部分もあるが、ランダムイベントの発生率が上昇し、全体的には難化。 |
新規ユーザーの獲得を狙うのであればゲームは比較的簡単な方が良いでしょう。
パワポケは1999年~2011年に発売されていた大人気ゲームであり、長い歴史があります。
根強いファンがいるため難易度の調整が難しいところですが、パワポケ初心者も楽しめるような難易度にすることで、気軽に楽しめるゲームとして人気を獲得できた可能性がありますね。
オンライン対戦ができない?
「パワポケR」が「ひどい」と言われる理由の二つ目に「オンライン対戦ができない」という声があります。
「パワポケR」は、野球の試合でのオンライン対戦はできないのですが、「サイバーバル」のオンライン協力プレイは可能です。
近年では、オンライン対戦はゲームの醍醐味となっています。
インターネット通信を利用して遠くに住んでいる友達と対戦したり、協力したりできるので、普段は中々会えない遠くに住んでる友達とも遊べるのが最大のメリットです。
また、友達と協力してプレイすることで、交友関係も深められるだけでなく、協調性やコミュニケーション能力も身につきます。
オンラインゲームが大流行している現代では、オンライン対戦は必要不可欠です。
「パワポケR」も、今後のアップデートでオンライン対戦が可能となれば再び人気を獲得することができるかもしれませんね。
「ひどい」と言われている「パワポケR」ですが、野球バラエティとして至高の作品との声も挙がっています。
パワプロファンだけでなく、パワポケ未経験者もぜひ一度プレイしてみてくださいね。
パワポケRはひどい?他シリーズの比較
項目 | パワポケR | パワポケ1・2 | パワポケ9 | パワポケ13 |
---|---|---|---|---|
発売時期 | 2021年 | 2004年 | 2006年 | 2010年 |
プラットフォーム | Nintendo Switch | ゲームボーイアドバンス | ニンテンドーDS | ニンテンドーDS |
主なサクセス | 極亜久高校編、ドリルモグラーズ編、戦争編(裏)、サイバーバル(新裏サクセス) | 極亜久高校編、ドリルモグラーズ編、戦争編(裏) | さすらいのナイスガイ編(表)、スペースキャプテン編(裏)、ミニサクセス(少森寺編) | 逆襲球児編(表)、海洋冒険編(裏) |
野球システム | 『パワプロ2020』ベース、3Dグラフィック | 2Dグラフィック、独自のシステム | 2Dグラフィック(試合はDS下画面)、独自のシステム。9では野球部分の評価も比較的良好。 | 2Dグラフィック。13の野球システムは比較的とっつきやすいと評される。 |
NPB球団・選手 | 未収録(架空球団) | 収録 | 収録 | 収録 |
グラフィック | 大幅に向上、キャラクターはパワター | GBC版から向上したドット絵 | ドット絵 | ドット絵 |
評価 | ・10年ぶりの新作リメイク ・野球パートは現代的 ・オンライン協力可能な新モード「サイバーバル」 ・ボリューム不足やサイバーバルの評価は賛否 ・アップデートで「俺のペナント」追加 | ・GBC版『1』『2』のリメイク ・パワポケシリーズの基礎を築いた作品群 | ・表サクセス、裏サクセス共に評価が高い ・ミニサクセスも搭載 | ・表サクセスは熱い展開で過去作未プレイでも楽しめると高評価 ・裏サクセスも良好 ・シリーズ初心者にもおすすめされることが多い ・重大なバグの報告あり |
パワポケRについておさらい
「パワポケR」(パワプロクンポケットR)とは、2021年11月25日にコナミデジタルエンタテインメントから発売されたNintendo Switch用のゲームソフトです。
キャッチコピーは「ぶっ球ゲ~!ぶっとび、おどろき、野球バラエティゲーム!!」であり、野球バラエティゲームとなっています。
「サクセス」や「サイバーバル」で選手を育成し、最大4人で楽しめる本格野球で育てた選手を活躍させるだけでなく、「ミニゲーム」も楽しむことができます。
パワポケRの概要表
項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | パワプロクンポケットR(パワポケR) |
ジャンル | 野球バラエティゲーム |
対応機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2021年11月25日 |
開発元 | アクセスゲームズ |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
プレイ人数 | 1~4人(TVモード・テーブルモード)、携帯モードでは1人 |
オンライン対応 | Nintendo Switch Onlineへの加入が必要 |
対象年齢 | CERO B(12歳以上対象) |
価格 | 5,995円(税込) |
収録モード | – サクセス(極亜久高校編、ドリルモグラーズ編、戦争編) |
– 新育成モード「サイバーバル」 | |
– ミニゲーム(8種類) | |
特徴 | – 「パワプロ2020」準拠の野球システム |
– 最大4人での協力プレイが可能 | |
– 選手データの引き継ぎ機能 | |
アップデート内容 | – 戦争編に「クラシック」難易度追加 |
– イチロー選手データの追加 |
パワポケRはどんな人に向いている?
今回は、「パワポケR」に対する声を調査しました。
「パワポケR」(パワプロクンポケットR)とは、2021年11月25日にコナミデジタルエンタテインメントから発売されたNintendo Switch用のゲームソフトです。
最大4人で協力できる新育成モードやシリーズの原点となるサクセスのリメイクを搭載。
新たな野球バラエティゲームとして、注目されています。
「パワポケR」が向いている人は、次の通りです。
「パワポケR」は、原作ファンのみならず多くの人が楽しめる野球バラエティゲームです。
パワポケをプレイしたことがある人はもちろん、未経験者もぜひプレイしてみてくださいね。