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    とり野菜みそ販売終了なぜ?売ってないしどこで買えるか紹介

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    多くの方が寒い時期に食卓へ登場させていた「とり野菜みそ」ですが、商品によっては「店頭であまり見かけなくなった」と気づく方も増えているようです。

    実はこれまで販売されていた一部が終売に至っているのです。

    目次
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    とり野菜みその販売終了なぜ?一部商品が売ってない…

    (出典:加賀味噌食品工業協業組合)

    透明パウチや独特のキャラクターが特徴の「とり野菜みそ」。

    マツコの知らない世界などメディアにも定期的に登場し、人気シリーズなのですが、多くの商品が終売に至りました。

    2022年12月末日をもってかなりの商品が終売に

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    一度は店頭に当たり前のように並んでいた「とり野菜みそ」シリーズが、2022年12月末日に多くの商品が販売終了しています。

    終売商品一覧
    • とり野菜みそ200g
    • ピリ辛とり野菜みそ200g
    • ごまとり野菜みそ180g
    • 担々ごまとり野菜みそ180g
    • とり野菜みそスパウトパック500g
    • ピリ辛とり野菜みそスパウトパック500g
    • とり野菜みそ酢みそ200g(11月末終売)
    • とり野菜みそ20kg
    • ピリ辛とり野菜みそ20kg
    • とり野菜みそ詰合せ商品(各種)

    「とり野菜みそ200g」「ピリ辛とり野菜みそ200g」「ごまとり野菜みそ180g」など、長く親しまれたパッケージ商品も軒並み対象に。

    通常であれば1、2品が終売するケースが多いのですが、10品以上が終売になったためかなり話題になりました。

    また、定期的に新商品が発売されていますが、翌年には終売していたってケースもあるようです。

    ここからはなぜ販売終了に至ったのか考察を交えて紹介します。

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    販売終了理由1:原料や製造費の高騰、需要の変化のため

    ここ数年、食品業界全体で大豆や米などの原材料費が徐々に値上がりしていますね。

    こちらは農林水産省のデータで食品の価格推移になります。※食品価格動向調査業務による調査価格の過去5カ年平均価格と比較したもの

    (出典:農林水産省

    上記は野菜のケースですが食品は全体的に右肩上がりで、食品メーカーの仕入れコストは上がる一方です

    とり野菜みその場合、主原料である「味噌」は大豆と米麹が中心となるため、原料高騰の影響を大きく受けやすいですし、物流費や包装資材なども上昇傾向にあり、企業努力だけではカバーしきれないコスト増が発生しているのは確かです。

    原材料となる大豆の輸入価格が世界的に上がっている上に円安などの通貨事情も重なり、国内向け大豆の調達費用が急激に膨らんだ例が他の食品分野でも見られます。

    需要が高いにもかかわらず、生産コストが見合わない商品をそのまま継続するのは難しいと思われます。

    加えてミツカンやエバラ食品、味の素などの大手商品など、消費者の好みがよりバリエーション豊富な味噌や鍋の素に流れているため、「とり野菜みそ」の一部商品の需要が減少していた可能性も否定できないです。

    こうしたコストと需要のバランスが合わなくなった結果、終売へ踏み切ったというのは十分考えられます。

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    販売終了理由2:業務用・大容量の需要が激減したため

    「とり野菜みそ」の中には、外食産業向けの大容量サイズが存在していました。※「とり野菜みそ20kg」や「ピリ辛とり野菜みそ20kg」が該当

    これら業務用商品は主に飲食店や宿泊施設で利用されることが多く、居酒屋や鍋料理専門店などで大量に消費される需要を想定して作られました。

    しかし、コロナ禍など社会情勢や外食産業の変化に伴い、大人数向けの鍋料理を出す店が営業時間を短縮したり、客足そのものが減ってしまうケースが相次ぎましたよね。

    さらに一度に大量に仕込むスタイルから、少量調理をこまめに作る形式へ切り替えている店舗も増え、結果的に20kgもの大袋を使いこなす需要が激減。

    そうした背景を考えると、大容量商品を維持し続けることが難しくなるのは自然な流れではないでしょうか。

    外食関連の市場データなどを見ても、2020年代に入ってから大人数での宴会スタイルが減り、少人数や個別盛りなどが重視される傾向が強くなったように感じます。

    業務用商品の販売本数が急落すると、製造ラインを確保し続けるメリットは薄れますし、利益が見込めなければ販売終了しますよね。

    販売終了理由3:期間限定での発売を見込んでいたため(テストマーケティング)

    販売終了した商品の中には「とり野菜みそ酢みそ」や「ごまとり野菜みそ」など、限定フレーバーや派生商品もラインナップされていました。

    これらの商品については、発売当初から長期的な継続販売よりも「期間限定」あるいは「テスト的な市場投入」を目的としていた可能性が高いと思われます。

    大手メーカーでも新しい味やジャンルを試す際には、販売期間や地域を限定して需要を探ることがよくあります。

    売れ行き次第で通年商品に格上げしたり、逆に終売へ向かうという選択をするケースもあるので、販売終了した商品は売れ行きが芳しくなかったために終売した可能性が高いと思います。

    販売終了理由4:新商品を展開するため

    (出典:加賀味噌食品工業協業組合)

    2022年末の大規模な販売終了の翌年9月に、加賀味噌食品工業協業組合さんでは「加賀みそ鍋のもと」など新しい鍋用調味料が登場しています。

    加賀みそをベースにしたみそ鍋のもとで、米麹由来の自然なやさしい甘みと深いコク、生姜のアクセントが特徴でした。

    従来の「とり野菜みそ」シリーズに依存しすぎない新ブランドや新たな味をPRし、需要の再開拓を目指す戦略だと推測できます。

    (出典:加賀味噌食品工業協業組合)

    「とり野菜みそ酢みそ」や「担々ごまとり野菜みそ180g」などの変わり種商品に関しては、先ほどのテストマーケティングだった可能性があると思いますが、開発コストや想定していた販売数に対して十分な結果に結びつかなかったのではないでしょうか。

    その結果を踏まえて新たな味噌鍋の素やパウチタイプの商品に注力し、新商品を展開しているとも考えられます。

    私も過去に食品メーカーのレトルト商品の開発を行っていましたが、売れなかった商品から売れなかった理由を考え、新商品の開発に活かすって流れは一般的です。

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    とり野菜みそはどこで買える?販売終了品は売っている?

    ここからはとり野菜みその販売終了商品含めどこで買えるのか具体的な店名を挙げながら紹介します。

    とり野菜みそが買える場所※販売終了も直後なら買えそう

    メーカーの販売終了期限から1、2ヶ月後など短い間に限るのですが次のようなところで販売終了品を購入できるケースが多いです。

    もちろん通常販売品も取り揃えているのでぜひチェックされてください。

    こちらの公式オンラインショップ
    ・イオン
    ・成城石井
    ・イトーヨーカドー
    ・カルディコーヒーファーム
    ・ウエルシア薬局
    ・マツモトキヨシ
    ・コーナン
    ・カインズホーム
    ・平和堂
    ・アルビス
    ・マルエー
    ・楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングなどのオンラインショップ
    ・石川県内の道の駅や観光施設の特産品コーナー
    ・フリマアプリ(メルカリやラクマなど)
    ・限定フェアとして開催される物産展やイベントブース
    ・業務用食品の卸売店(大容量品が少量残っていることがある)
    ・セレクトショップの在庫コーナー
    ・地方のギフトショップやおみやげ扱い店舗

    もしフリマサイトで購入を検討される際は賞味期限をしっかり確認するようにしてください。

    公式オンラインショップでは新商品も紹介されていますのでぜひご覧ください。

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