「有楽町かきだ」について、ご紹介します。
有楽町かきだが「怪しい」「まずい」と誤解されるのはなぜ?

(出典:Google)
2023年7月9日に、従来の店よりも更にパワーアップしてオープンとなった有楽町かきだ。
日本一予約困難な寿司屋として、SNSでもバズりまくってる勢いの止まらない寿司店です。
店主の蛎田一博さんは、寿司店での修業ゼロ。
完全独学で学び、副業として営業を始めた有楽町かきだが連日大繁盛とは、なんだか怪し気に思う方もいると思います。
どうして有楽町かきだが賑わっているのか、その理由を探ってみました。
異色の経歴を持つ店主と型破りな経営戦略が怪しい?
店主の蛎田一博氏は、転職エージェント会社の社長でありながら、寿司職人としての修行経験がほぼない状態で「有楽町かきだ」を開業。
趣味の釣りから派生した海鮮丼の提供が評判を呼び、2022年7月に最初の店舗をオープンするに至りました。
この「修行ゼロ」という異例の経歴は、伝統を重んじる寿司業界において注目を集めると同時に、その実力や店の信頼性に対する疑念を生む一因となっていて、「怪しい」との噂の大きな原因はここにあると思われます。
蛎田氏はYouTubeなどで技術を学んだと公言しており、ビジネスマンとしての経験を活かした効率化やSNS戦略も特徴的です。
「有楽町かきだ」の予約は、主に公式LINEや食べログなどのオンライン経由で行われますが、席数が限られているため予約が取りにくいという声が多く聞かれます。
特に移転前は予約困難店として知られていました。
また、同店の特徴的なサービスとして「おかわり自由」がありますが、これは一般的な「食べ放題」とは異なります。
提供されるコースを一通り食した後に、コース内で提供された寿司の中から好きなネタをおかわりできるシステムです。
この「おかわり」システムが「食べ放題」と誤解され、期待と異なると感じる顧客もいるようです。
まずい?寿司に賛否の声がある?
「有楽町かきだ」の寿司の味については、評価が大きく分かれています。
「まずい」という否定的な意見がごく一部である一方で、「美味しい」「満足した」という肯定的な声も多数存在します。
否定的な意見としては、
といった点が挙げられています。
肯定的な意見では、
などが評価されています。
評価が分かれる背景には、個人の味覚の好み、寿司に対する期待値の違い、そして「修行ゼロ」という店主の経歴からくる先入観などが影響していると考えられます。
ある口コミでは「言われているほどひどくない」「トラディショナルな寿司の経験値が高い人が許せないと思うことは理解できる」とあり、この辺りが「怪しい」と噂される理由であるのでしょう。
安すぎて怪しい?やばいとの声も
生本マグロ、カンパチ、ネギトロ、サーモン、マナカツオ、ヒラメが、ドーンと山盛りに乗った海鮮丼が都心で1,000円とは、あまりの激安ぶりにビックリですよね。
店主が自ら買い付けに行き、厳選した素材を使っているから味は折り紙付き。
安かろう悪かろうでは、大盛況にはならないはず。
値段に臆せず、安くて美味い寿司を存分に楽しませてくれるのが、有楽町かきだの魅力で繁盛の理由なのでしょう。
ちなみに安さの秘密は以下のような理由があるからのようです。
広告費の徹底削減
- 店主自身の積極的なメディア露出やSNS活用により、高額な広告費をかけていない。
人件費の抑制
- 母体が転職エージェント会社であるため、人材採用コストを低く抑えられる。
- 店主は寿司職人としての修行経験がほぼなく、YouTubeなどで技術を習得し、独自の教育システムで未経験者も育成することで、高給な職人を多数抱える必要がない。
仕入れの工夫
- マグロを一本買いすることで、部位ごとに仕入れるよりもコストを抑えている。
- 豊洲市場の仲卸業者と良好な関係を築き、良質な食材を安定的に確保している。
オペレーションの効率化
- コースメニューを絞り込み、提供時間を固定することで、食材準備や人員配置を効率化している。
- 会計の事前クレジットカード決済化や、ドリンクバーのセルフサービス化などにより、店舗運営の無駄を省いている。
高い原価率による顧客への還元
- 一般的な飲食店の原価率が約30%であるのに対し、平均50%を超える高い原価率を維持している。これは、上記のようなコスト削減努力によって生み出された利益を、食材の質向上や量に充てているためである。
- 原価率を公開することで、価格に対する顧客の納得感を高めるとともに、店側が不当に利益を追求しないという姿勢を示している。
ターゲットに合わせた価格戦略
- 「1万円台でおいしいものをおなかいっぱい食べられる店」をコンセプトに、高級店と回転寿司の中間層をターゲットとしている。
- 特に若い世代や外国人観光客など、価格に敏感な層にもアピールする価格設定(過去には年齢別価格設定も実施)。
新業態によるコスト抑制モデルの展開
- 「立喰鮨かきだ」のような立ち食い形式の店舗を展開することで、省スペース化による出店・運営コストを抑え、よりリーズナブルな価格での提供を実現している。
驚異のクラファン殺到で怪しかった?
1年間の契約で店をオープンさせた有楽町かきだですが、「また行きたい」というお客様の声のために店を継続しようと決心され、新しい「有楽町かきだ」と、店主が大好きな焼肉を提供する「焼肉かきだ」を同時オープンする目標を掲げ、クラウドファンディングを立ち上げました。
その結果は、開始から1時間で約2,000万円を達成し、最終額は飲食業界として過去最高の5,274万円を超えるという、類を見ない事態になりました。
クラファンが異常なスピードで集まったのは、多くのお客様から支持され、魅力にあふれた寿司店だからこそなのでしょう。
有楽町かきだの良い口コミ1:美味くて安くて大満足
極上のネタが山盛りの海鮮丼や、食べ放題なのに激安すぎる有楽町かきだ。
クラウドファンディングが飲食店業界で過去最高額になるなど、怪しいほどまでの圧倒的パワーを感じますね。
破格の値段で食べ放題という、異次元レベルのサービスをしている有楽町かきだについて、コスパ最高という声が続々と上がっていました。
大トロやウニまで食べ放題
高級ネタの大トロやウニも、有楽町かきだならば何貫たべても料金アップなしで食べ放題となっています。
値段を気にせず、大好きなネタを思う存分食べられるなんて、寿司好きにはパラダイスのようなお店ですね。
異次元のサービス
料金は30歳未満は税込み10,000円、30歳以上は税込み13,000円となっています。
お子様連れも歓迎している有楽町かきだは、なんと10歳未満は無料!
寿司屋で子供料金タダって、まさに異次元サービスです。
日本一予約が取れない有楽町かきだですが、運よくリザーブ出来た暁には美味しい寿司に酔いしれ、ハーゲンダッツやピノで、デザート三昧と、心ゆくまで味わってくださいね。
有楽町かきだの良い口コミ2:蛎田一博さんが強い
有楽町かきだの店主で株式会社ユニポテンシャル代表取締役社長の蛎田一博さん。
釣りが趣味で自身が釣った魚を捌き、社員の方たちに海鮮丼を振る舞っていたのですが、その美味しさがいつしか社外へも広まり、出張型のまかないサービス転職大将をスタート。
企業関連だけでなく、一般のお客様にも喜んでもらいたいと一、期間限定店舗の有楽町かきだをオープンさせた蛎田さん。
彼のエネルギッシュな生きざが、まさに「強い」の一言に凝縮されていました。
独学で寿司講師
寿司店での修行ゼロ日で、日本一予約が取れない寿司屋まで上り詰めた、有楽町かきだの店主である蛎田一博さん。
わずか1年余りで、レコールバンタンの寿司講師に認定されるという偉業を達成。
本物のプロフェッショナルと認められた蛎田さんの、次なる目標は世界。
世界の「有楽町かきだ」と呼ばれる日が、そう遠からず実現しそうに思えるのも、蛎田さんの突き進む強さがあるからでしょう。
腐らない強さ
公式YouTubeで、高水高校での講演映像をあげている蛎田さん。
高校時代からのお話をされていますが、一度だけ腐ったことがあるが、それ以降は腐るのを止めた。今ある環境で最大限出来ることするという信念を持たれている蛎田さん。
思うような人生でなくとも、腐らずに努力し続けているからこそ、有楽町かきだが唯一無二の寿司店としての魅力をもち、多くの人たちから愛される店となっているのでしょう。
蛎田一博さんは、折れても挫けても立ち上がり、進み続ける強さの塊のような方でした。
有楽町かきだについておさらい
2023年7月9日、小田急ホテルセンチュリータワー19階に移転オープンとなった有楽町かきだ。
店主は異例の経歴の持ち主である、蛎田一博氏。
株式会社ユニポテンシャルという、有料職業紹介事業を行っている会社の代表取締役の傍ら、副業として始めたのが寿司食べ放題の店である「有楽町かきだ」です。
安い料金で思う存分お寿司を楽しめると、SNSでも話題沸騰です。
有楽町かきだはどんな人に向いている?
今回は、日本一予約困難な寿司店の、有楽町かきだについてご紹介しました。
大トロやウニなど高級食材を食べても、90分間食べ放題飲み放題で一律料金という、まさに異次元の寿司店の有楽町かきだ。
寿司好きの方にとっては、まさに天国のようなお店ですね。
お子様連れも歓迎しており、10歳未満はタダという、こちらも異次元サービスを実施中。
日本一予約が取れない寿司店ではありますが、キャンセル空席がLINEとインスタグラムに出るので、ぜひフォローしてチェックしてみて下さい。
有楽町かきだで、最高に美味い、強い時間を楽しんでくださいね。