その黒さに驚く人も多い「富山ブラックラーメン」ですが、実際の口コミを調査しました。
富山ブラックラーメンがまずいとの意見1:しょっぱい
富山ブラックラーメンとは真っ黒のスープに醤油のコクと魚介の旨味も合わさった濃厚なラーメンであり「一度食べたら病みつきになるラーメン」と言われています。
しかし、ネットで富山ブラックラーメンと検索すると「まずい」「ひどい」といった結果が表示され、実際に食べた人からは低評価な口コミが相次いでいるのです。
中でも最も多かった低評価な口コミは「しょっぱい」というものです。
富山ブラックラーメンを食べた人の口コミを見てみると「ただしょっぱいだけのラーメン」「見た目通りしょっぱい」「血圧が上がりまくる」などと、富山ブラックラーメンを食べた人の大多数がしょっぱいと感じていました。
また、見た目からしてしょっぱいことは想像していた人が多いのですが、あまりにもしょっぱすぎて水を入れて薄めた人も少なくなく「高血圧な人は絶対に食べない方がいい」と注意喚起されるほどとなったのです。
富山ブラックラーメンがしょっぱい理由は、その誕生の背景と調理方法に深く関係しています。
- 歴史的背景
富山ブラックラーメンは、戦後の富山市で肉体労働者の塩分補給を目的として作られました。
汗をかきながら働く労働者にとって、塩分を効率的に摂取できる「ご飯のおかず」としての役割を果たすため、スープが非常に塩辛く設定されていました。
当時の食文化や栄養補給の必要性が、このラーメンのしょっぱさを生み出した要因です。
- 調理方法と材料
①濃口醤油の使用
富山ブラックラーメンのスープは、数種類の濃口醤油をブレンドし、煮詰めて作られています。この工程により、スープの塩分濃度が非常に高くなります。
②塩辛いメンマと黒胡椒
スープだけでなく、トッピングのメンマも非常に塩辛く、さらに粗挽き黒胡椒が大量に使用されることで、全体的に塩辛さが際立っています。
- ご飯との相性を重視
富山ブラックラーメンは、単体で食べることを想定していない「ご飯のおかず」として設計されています。そのため、スープの塩辛さがご飯と一緒に食べることでバランスが取れるようになっています。
- 店舗ごとの違い
店舗によって塩分濃度には差があり、元祖「西町大喜」は特にしょっぱさが強いことで知られています。一方で、他の店舗では比較的マイルドな味付けのものもあります。
富山ブラックラーメンがまずいとの意見2:添加物まみれ?
富山ブラックラーメンは富山県が誇るラーメンであり、富山市に行った人は一度は食べるべきラーメンと言われています。
しかし、ネット上では「まず過ぎて食べれない」「しょっぱすぎる」「体に悪い」などと低評価の口コミが多数寄せられており、食べたことを後悔した人が続出しています。
富山ブラックラーメンを食べた人の大多数の人が「しょっぱい」と感じているのですが、見た目の不気味すぎる黒色や異常なまでもしょっぱい味付けに「添加物まみれなラーメン」という別名がついてしまったのでした。
富山ブラックラーメンが黒い理由は濃い口醤油の色が原因であり、おかずとしてのラーメンのため味付けが濃くなり、シンプルな濃い口醤油を使った結果、黒いラーメンとなったと公表されています。
また、一般的なラーメンにも添加物は少なからず使用されています。
しかし、富山ブラックラーメンは不気味なまでに黒いスープや異常なしょっぱさであることから「添加物まみれなラーメン」と言われることとなってしまい、健康に被害が及ぶので食べない方が良いといった口コミも発生する事態となったのでした。
本当にまずいの?富山ブラックラーメンを実際に食べた感想【ものすごくご飯が欲しくなる】
富山ブラックラーメンを初めて食べたとき、まずその見た目のインパクトに驚かされました。
スープの色が濃い黒色をしており、見た目からして非常に味が濃そうだと感じました。
実際に一口飲んでみると、その期待を裏切らないほどのしょっぱさが口に広がります。
醤油ベースのスープはコクがあり、しっかりとした醤油の風味が感じられ、黒コショウのピリッとした辛さも相まって、非常にパンチのある味わいです。
麺は太めで食べ応えがあり、スープとよく絡みます。食べ進めるうちに、このしょっぱい味が癖になってくる感じがします。
スープがとても濃いので、白いご飯と一緒に食べるとさらに美味しく感じられました。
トッピングのチャーシューやメンマも味がしっかりと染み込んでおり、全体的に満足感の高い一杯でした。
ただ、塩辛いものが苦手な人には少し厳しいかもしれません。
ラーメン一杯で喉が渇いてしまうので、水を飲む量が自然と増えます。
また、普段のラーメンとは違って、特にお酒を飲んだ後や、濃い味が恋しい時に食べたくなる一品だと感じました。
全体として、富山ブラックラーメンは独特な味付けとインパクトのあるビジュアルで、ラーメン好きにはたまらない一杯だと思います。
富山ブラックラーメンが美味しいとの意見:パンチがあって病みつきになる
富山ブラックラーメンは「しょっぱすぎる」「体に悪い」などといった低評価が相次いでいるのですが、中には「病みつきになる」「パンチが効いてる」などといった高評価な口コミもあります。
富山市の代表的なラーメンである富山ブラックラーメンですが、真っ黒の醤油のコクと魚介の旨味が存分につまったスープや少し平たいもちもちの麺の食感がいい感じにマッチしており、「しょっぱすぎる」と言われる濃い口醤油のスープは一度飲んだら病みつきになる味付けと言われています。
また、麺やチャーシュー、メンマとよく絡ませることで、ブラックペッパーが全体に良く馴染み、見た目以上にパンチの利いたラーメンに多くの人が衝撃を受け、普通の醤油ラーメンを想像していた人にとってはあまりにも衝撃的な出会いとなるのです。
大多数の人がしょっぱすぎると感じる富山ブラックラーメンですが、そのしょっぱさに虜となり病みつきになる人も少なくなく、病みつきになった人は富山ブラックラーメンのためだけに富山市に来る人もいるのです。
富山ブラックラーメンはなぜ黒い?
富山ブラックラーメンは普通の醤油ラーメンを想像している人にとってはあまりにも衝撃的な黒さであり、異常なまでの黒さに多くの人が衝撃を受けています。
なぜ富山ブラックラーメンが異常なほどに黒いのかというと、独自製法の魚醤を使って毎日10時間程度煮込むことで黒くなっていると言われています。
10時間ほど煮込むことで醤油の角がとれてまろやかになり、鶏系と鰹系で取るスープと合わさることでしょっぱすぎず濃厚な醤油の香りと深みのある魚の風味が味わうことが出来るのです。
富山ブラックラーメンの食べ方
富山ブラックラーメンの食べ方には決まりがあり、おすすめの食べ方をすることでより濃厚でコクのあるラーメンを味わうことが出来ます。
富山ブラックラーメンの食べ方は、スープを一口飲みたい気持ちを抑えて、麺、チャーシュー、メンマをスープの中で混ぜて、全ての具がスープに馴染んでから食べることが推奨されています。
なぜ全ての具材を混ぜてから食べるのかというと、メンマに大量の塩が使われているため、具材を混ぜることで程よいしょっぱさにすることが出来るのです。
また、生白ネギも多めに入っているので、熱いうちに混ぜると火が通って美味しくなるのでおすすめです。
ご飯と一緒に食べるのも王道なので、ぜひチャレンジしてみてください。
そもそも富山ブラックラーメンとは
富山ブラックラーメンとは、富山県富山市中心部発祥のご当地ラーメンです。
1955年頃、富山市中心部で富山大空襲の復興事業に従事していた食べ盛りな若者のランチとして、また汗をかく肉体労働者のための塩分補給として醤油を濃くしたスープのラーメンを作ったことが始まりです。
スープは醤油の濃度が高く、上から大量のあらびき黒こしょうがかけられていることで真っ黒なスープとなっており、醤油のコクと魚介の旨味が存分につまった「一度食べたら病みつきになるラーメン」として話題となっています。








