今回はみかんジャムがまずいと噂される背景や理由、対策について紹介します。
みかんジャムがまずい？失敗してしまうケースとは
みかんの甘さと爽やかな香りを楽しむことができるみかんジャムですが、検索結果に「まずい」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声もあるようです。
とろみがない？
みかんジャムが「まずい」と言われる理由の一つ目に「とろみがない」という声があります。
みかんジャムを作ったけど「固まらなかった」という経験をした人はたくさんいます。
ジャム特有のとろみがなく、水っぽくなってしまうと、「失敗した」と落ち込んでしまいますよね。
みかんジャムが固まらない最大の原因は「ペクチン不足」と考えられます。
ペクチンとは食物繊維の一つであり、ジャムにとろみをつける作用があります。
このペクチンが足りないとジャムはゼリー状になりません。
実は、みかんジャムにはペクチンはあまり含まれていないようで、みかんジャムにとろみがつかないのは仕方がないことなのです。
どうしてもとろみをつけたい人は、市販のペクチンを入れるか、ペクチンが多く含まれている果物と一緒に煮詰めてください。
甘すぎる？
みかんジャムが「まずい」と言われる理由の二つ目に「甘すぎる」という声があります。
ジャムは甘ければ甘いだけ美味しいと思いがちですが、それは間違いです。
美味しいジャムには甘みと酸味が必要であり、ほどよい酸味も重要です。
甘くて美味しいジャムを作ろうと意気込んで、砂糖をたくさん使用する人は大勢います。
美味しいみかんジャムを作るためにも、砂糖を規定の分量入れたら、レモン汁やお酢などで酸味も加えてみてください。
苦みがある？
みかんジャムが「まずい」と言われる理由の三つ目に「苦みがある」という声があります。
特に夏みかんは他の柑橘類に比べても苦みが強いという特徴があり、ジャムを作る際には工夫が必要になります。
みかんは皮に苦みがあり、ジャムにする前に皮の下処理をしっかりしないと苦みはなかなか取れません。
苦みを取る方法はいくつかありますが、水に一晩ほどさらして茹でこぼすことでみかんの苦みを取ることができます。
少し時間のかかる作業ですが、この一手間でみかんの苦みを取ることができるのです。
「美味しくない」という声が目立つみかんジャムですが、みかんジャムには生活習慣病やがん発生の予防に役立つ作用があります。
みかんジャムが「美味しくない」「水っぽい」という人は、ぜひ砂糖の量や煮詰める時間に注意して、美味しいみかんジャムを作ってみてくださいね。
みかんジャムを作るポイント
美味しいみかんジャムを作るには、いくつかのポイントがあります。
まずは、みかんの表面についている汚れを洗い落とします。(※ゴシゴシと擦る必要はありません)
次に、みかんの皮を剥き、種がある場合は綺麗に取り除いてください。
みかんの種が残っていると苦味の原因となります。
みかんを煮詰める際には、砂糖を少量ずつ加えるようにしましょう。
煮詰めている際に一気に鍋に入れると、砂糖がたまり、こびりつき、焦げる原因にもなります。
砂糖は分量通りの量を加え、酸味を加えるためにレモン汁を加えてください。
レモン汁を入れることで甘さを抑え、ほどよい甘みと酸味のあるみかんジャムが作れます。
煮詰める時間も重要なポイント
みかんジャムは熱いときはサラサラの状態ですが、冷めると徐々に固まってきます。
煮詰める時間が短いと固まりづらく、反対に煮詰めすぎると冷めたときに飴のようにガチガチに硬くなるので、注意してくださいね。
みかんジャムの日持ちはどれくらい？
みかんジャムの日持ちは、冷蔵庫で2週間、冷凍庫で1か月間の保存が可能です。
熱湯消毒したガラス瓶にできたてのみかんジャムを入れ、冷めたら冷蔵庫に入れます。
また、冷凍保存の場合にはラップに包んで小分けにし、保存袋に入れて保存しましょう。
小分けにすることで1度に食べる分だけ取り出すことができるので、便利ですよ。
朝ごはんの食パンに塗ったり、スイーツのトッピングにするなど、みかんジャムの活用方法は無限大です。
大量にみかんを消費したい場合には、ぜひみかんジャムを作ってみましょう。
みかんジャムの使い方
みかんの甘みとコクが凝縮されたみかんジャムは、パンに塗るだけでなく幅広い料理に活用することができます。
パウンドケーキやホットケーキ、チーズケーキやシフォンケーキなどのスイーツにはもちろん、みかんジャムで鶏肉を煮たり、から揚げやローストチキンなど、お肉料理との相性も抜群です。
SNSでは、みかんジャムを紅茶に入れたり、ヨーグルトにかけたりと、様々な活用方法が挙がっています。
みかんジャムの使い道に困ったら、参考にしてみてくださいね。
みかんジャムの良い口コミ
みかんの大量消費に役立つみかんジャムは、みかんの甘さと爽やかな香りを楽しむことができ、ジャムの中でも特に栄養価が高いジャムとして人気を集めています。
そこで、みかんジャムの魅力について紹介します。
栄養がすごい
みかんにはビタミンC、ビタミンA、カリウム、食物繊維、カルシウム、葉酸など、様々な栄養素が含まれています。
中でもビタミンCが豊富に含まれており、免疫力アップや風邪予防、お肌の調子を整える作用があるので、肌トラブルを抱える女性に最適です。
また、みかんの皮は苦みがあると言われていますが、皮に栄養素がギュッと凝縮されています。
そのため、みかんジャムを作る際には、みかんの皮を細かく切って、一緒に煮詰めてしまいましょう。
みかんジャムはマーマレードほど苦みはないので、子どもでも美味しく食べることができますよ。
スイーツにもお肉料理にも活用できる
みかんジャムは、スイーツやお肉料理、さらにはドレッシングなどにも活用することができます。
みかんに限ったことではありませんが、柑橘類は肉料理との相性が抜群です。
肉料理に柑橘類を合わせると、味わいに爽やかさや深みがでて、料理に奥行きが加わるのだとか。
そのため、みかんジャムの使い道に困ったらお肉料理に活用してみてください。
ジャム＝パンに塗るというイメージが強いですが、多くの人がみかんジャムを活用したレシピを考案しています。
栄養価が高く、スイーツからお肉料理まで幅広く活用できるみかんジャムは、ぜひ大量に作ってストックしておきたいですね。
みかんジャムはどんな人に向いている？
今回は、みかんジャムに対する声を調査しました。
みかんジャムとは、みかんを煮詰めて作ったジャムのことであり、みかんの甘酸っぱい味わいと、爽やかな香りが特徴です。
みかんジャムが向いている人は、次の通りです。
みかんジャムは、みかんの美味しさを存分に楽しめるジャムです。
保存期間も、冷蔵保存で2週間、冷凍保存で1か月と保存期間も長く、家庭でも簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。
