聖剣伝説3のリメイク版(聖剣伝説3 TRIALS of MANA)ですが検索結果に「ひどい」tのワードも見られ賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
聖剣伝説3リメイクがひどいとの口コミ1:ストーリーとグラフィックのミスマッチ

(出典:Amazon)
本リメイクでは、ストーリーに対して批判的な意見があるようです。
短い
単純にボリューム不足という意見です。
14〜20時間ほどでクリアできてしまうので、腰を据えてプレイを意気込んだプレイヤーにとっては少し物足りなさを感じてしまうようです。
かと言って原作のストーリーを改悪してしまった結果ではなく、単純な物語のボリュームが足りなかったという感覚のようです。
原作通りだがキャラの言動が短絡的でグラフィックと合っていない
リメイクなので、当然今の時代に合ったグラフィックで制作されているわけですが、それが仇となっている可能性があるようです。
ストーリーが原作をしっかり踏襲している分、2Dゲーム特有の多くを語らず想像の余地を残した空気感を色濃く引き継いでいます。
しかし、3Dで細かい演技ができるようになったキャラクターには見た目だけで感情などの表現ができるようになった分、会話の内容が薄っぺらいと、見た目と会話内容に違和感が出ます。
よって、ストーリーに深みがなく短絡的な印象を持つ方が多く、没入感を損ねてしまうという意見が多くありました。
また、改良した分、重くなったのかロードが長いとの声もありますね。
- 完全3D化へ
オリジナルの2Dドット絵から、キャラクター、モンスター、背景に至るまで、全面的に3Dグラフィックで再構築されました 。これにより、街の構造や世界の立体感がより詳細に表現。 - キャラクターデザイン
HACCAN氏によってキャラクターデザインがリニューアルされ、原作のイメージを踏襲しつつ現代的なグラフィックに適応 。主人公6人のモデリングは特に作り込まれているとの評価があります 。 - ビジュアルの変化
クラスチェンジを行うと、キャラクターの衣装が大きく変化。装備した武器も見た目に反映されるようになりました 。 - フルボイス対応へ
主人公6人を含む主要キャラクターのイベントシーンはフルボイス化されました 。日本語と英語のボイスを選択可能です 。 - サウンド
作曲家・菊田裕樹氏監修のもと、全60曲がフルオーケストラアレンジで収録。ゲーム内でオリジナル音源との切り替えも可能です 。
聖剣伝説3リメイクがひどいとの口コミ2:ゲームバランスがおかしい?
また、難易度に対して不満を抱くプレイヤーも一定数いるようです。
仲間AIが足を引っ張る
これは、プレイヤーが操作していないパーティーメンバーのAI(人工知能)が、戦闘中に期待通りの動きや行動をしない場合があることを指しています。
- 仲間のキャラクターが敵を攻撃しない、または適切なタイミングでスキルを使用しない。
- ヒーラー役のキャラクターが、味方のHPが低くなっても回復魔法を使わない場合がある。
- 仲間が危険な敵の攻撃を避けるための動きが不十分で、ダメージを受けやすい。
プレイヤーが戦闘中に仲間のキャラクターを頻繁に切り替えて操作する必要があることを意味し、ゲームプレイのスムーズさや楽しさに影響を与える可能性がありそうですね。
敵が弱い
リメイク版「聖剣伝説3」では、以下のように難易度が調整されています。
| 難易度 | 攻撃力 | 防御力 | 魔攻 | 魔防 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| ベリーイージー | 0.5倍 | 0.9倍 | 0.5倍 | 0.9倍 | 全滅してもその場で復活可能 |
| イージー | 0.7倍 | 0.9倍 | 0.7倍 | 0.9倍 | アクションが苦手な人向け |
| ノーマル | 1.0倍 | 1.0倍 | 1.0倍 | 1.0倍 | 標準的な難易度 |
| ハード | 1.3倍 | 1.1倍 | 1.3倍 | 1.1倍 | アクションが得意な人向け |
これにより、初心者にもアクセスしやすくなっており、幅広い層に受け入れられるようになっています。
しかし、一部のベテランプレイヤーやオリジナル版に慣れ親しんだファンにとっては、難易度が下がったことで物足りなさを感じることがあるようです。
敵のAIが簡略化されていることや、プレイヤーキャラクターの強化が容易になったことが影響しているとされています。
これらの要素が組み合わさることで、リメイク版ではオリジナル版と比べて挑戦感が低くなってしまっていると感じるプレイヤーもいるようです。
また、戦闘システムもリニューアルで変更・追加されたため
- 攻撃の予兆表示
敵の大技や範囲攻撃には、攻撃範囲を示す赤いマーカーが表示されるようになりました。SFC版では必中だった攻撃もタイミングよく回避することが可能です。 - カウンターシステムの撤廃
SFC版では魔法詠唱中などに敵から攻撃を受けるとカウンターが発生し、詠唱が中断されることがありましたが、リメイク版ではこの仕様が変更(撤廃)され、アンジェラのような魔法主体のキャラクターが大幅に強化されました。SFC版で強力だったカウンターを持つ敵の脅威度が下がっています。 - アーマーゲージ
一部の敵は「アーマー」を持っており、溜め攻撃を当てることで破壊しないと通常攻撃や強攻撃が通りにくくなります。
聖剣伝説3リメイクの良い口コミ:グラフィックと音楽が良質

(出典:SQUARE ENIX)
ストーリーとグラフィックがミスマッチとの声もありましたが、グラフィック自体はかなり綺麗で好評です。
また、音楽に対しても高く評価する方が多くいます。
グラフィック
リメイク版では美麗な3Dグラフィックに一新され、現代のプレイヤーにも魅力的なビジュアルが提供されています。
キャラクターデザインや背景美術がオリジナル版の雰囲気を尊重しつつ、現代の技術を駆使して描かれているため本リメイクのプレイヤーからは賞賛の声が上がっています。
これによって、ゲーム内の世界はよりリアルで豊かに表現され、原作の雰囲気も楽しみつつ美しい世界を楽しむことができます。
また、キャラクターやモンスターのアニメーションも滑らかになり、戦闘シーンはより迫力が増しています。
特に、必殺技や魔法などのエフェクトが派手に描かれることで、プレイヤーは爽快な戦闘を楽しむことができるとの声も多いです。
音楽
リメイク版ではオリジナル楽曲が現代の音楽制作技術を用いてアレンジされ、クオリティが大幅に向上しています。
オリジナル版の楽曲は、作曲家・菊田裕樹氏によって手掛けられ、その美しいメロディと独特の雰囲気で多くのファンを魅了しました。
また、リメイク版では音楽の選択機能も用意されており、オリジナル版の楽曲とリメイク版の楽曲を自由に切り替えて楽しむことができ、この機能には感動するプレイヤーが多く居たようです。
1995年に発売されたオリジナル版の楽曲全60曲が、現代的なフルオーケストラアレンジで再構築されました。
このアレンジ作業は、オリジナル版の作曲家である菊田裕樹氏が監修し、アレンジャーとして山崎良氏、関戸剛氏、山岡広司氏、宮野幸子氏らが参加しています。
原作のメロディを活かしつつ、より豊かで迫力のあるサウンドが実現されています。
これにより、オリジナル版のファンは懐かしい気持ちを味わいつつ、新しいアレンジも楽しむことができたようです。
聖剣伝説3リメイク(TRIALS of MANA)についておさらい
本作は、1995年に発売された大人気アクションRPG『聖剣伝説3』のリメイク版です。
スクウェア・エニックス(当時はスクウェア)が開発・販売したゲームで、1995年に日本で発売されました。
原作の対応ハードは、任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」で、本リメイクはNintendo Switch、PlayStation 4、およびPCです。
当時のファンから新しい世代のプレイヤーまで、多くの人々が楽しめる作品として注目を集めています。
まとめ
本作では、オリジナル版の魅力を尊重しつつ、グラフィックや音楽面で大幅な進化が見られます。
一方で、難易度調整やシナリオ簡略化などの指摘もありますが、現代のプレイヤーにも楽しめるようになっており、新旧のファンにとっても満足できるゲームです。
ご興味がある方はぜひ手に取ってプレイしてみてはいかがでしょうか。








