天下一品ですが昨今の物価高などの影響もあり、メニュー価格が定期的に改定(値上げ)されています。
今回はそんな値上げの背景を調査・紹介します。
天下一品がやばい?値上げの理由や値上げ推移を調査

(出典:天下一品)
京都府から始まり、今や全国に店舗を構えている天下一品は、2023年2月1日に価格改定を行うこと発表。
過去にも何度か値上げはしていて、オープン当初よりも150円以上値上げされた商品も存在します。
そんな値上げの理由は、昨今の原材料や物流費の高騰などによる値上げのようで、商品価格を一部改訂せざるを得ない状況となりました。
食材などの値上げは2022年頃から続いており、2023年の今でも家計直撃型というような状況となっています。
ちなみにこってり(並)の価格は以下のように変化していたようです。
- 2013年4月:750円
- 2020年2月:850円(+100円)
- 2022年7月:890円(+40円)
- 2023年3月:940円(+50円)
長引く値上げの波は、ロシアのウクライナ侵攻による小麦などの原材料高と原油高が要因のようで、2023年もその流れは止まらず、3月に3,000品目以上が値上がり。
2023年4月までに値上がりした商品の数は2022年の同じ時期に比べると約3倍ほどのペースで推移していいて、値上がり商品の合計は2022年よりも4ヵ月早く1万5,000品目を超えていました。
原材料や物流費の高騰は避けられないものであり、結果として天下一品も商品価格を一部改訂しなくてはならない状況だったのです。
天下一品の値上げに対する声
2023年2月1日など何度か商品価格の一部改訂が行われた天下一品ですが、ネット上では値上げに対して「残念」との声が挙がっているようです。
リピーターとしては残念
昔は並が680円で食べれたいたのに残念です… 今はなんと、並で920円(税込)です… 一等地にあっておしゃれでチャーシューがたくさん乗っていて 替え玉無料の他店のラーメン店よりも高くなっています… 今は天下一品に行ってもラーメンは食べず[こってり天津飯]というの だけを食べて帰っています (天津飯のあんかけの部分が こってりスープになっているもので価格は550円(税込))。
(引用:Yahoo!知恵袋)
原材料や物流費の高騰のため、仕方なくの値上げとなった天下一品ですが、やはり値上げに対して悲しむ声が寄せられていました。
昔は並で680円ほどで食べることができたのですが、100円以上も値上がっていてチェーン店の安さが薄れてきているとの声も。
しかし、口コミを確認すると「値上がったから食べるのを止めた」といった声は見当たらず、値上がりに対して悲しみの声が上がりつつも、こってりラーメンが恋しくなって食べてしまうようでした。
客離れで閉店ラッシュ?
味に関しては高く評価する声は多いものの先ほどの物価高騰や値上げが原因で閉店する店舗も多いようです。
- 2024年9月30日閉店
- 長浜店(滋賀県)
- 野田店(千葉県)
- 2024年6月30日閉店
- 池袋東口店(東京都豊島区)
- 歌舞伎町店(東京都新宿区)
- 恵比寿店(東京都渋谷区)
- 五反田店(東京都品川区)
- 八幡山店(東京都杉並区)
- 多摩ニュータウン店(東京都多摩市)
- 2023年以前
- 松屋町店(大阪府)
- 法善寺店(大阪府)
- ペルチ土浦店(茨城県)
- ジョイシティ伊賀上野店(三重県)
店舗数はかなり減ってしまったようで以下のように変化しています。
- 2023年4月時点: 国内外で236店舗
- 2024年2月時点: 店舗数は218店舗に減少※前年同月比で約2.2%の減少
- 2025年2月時点: 総店舗数は211店舗
好きなお店の店舗が減ると非常に残念ですよね。
そんな天下一品ですがやはり良い口コミが大半です。
その一部を紹介します。
天下一品の良い口コミ1:魅惑のスープ
天下一品のこってりラーメンと言えば、やはりスープですよね。
一般的なラーメンのスープといえばサラサラとしていて、スープが透けて見えるものが多いのですが、天下一品のスープは「トロトロ」です。
こってりさを彷彿させるのはもちろんですが、鶏ガラと11種類もの野菜を使ってスープを作っているようで、「こってり」を極め続けてきたからこそ出せる味なのです。

(出典:天下一品)
「こってり」と一口に言っても、口当たりはこってりしながらもあと味はスッキリとしていて、こってりを楽しみながらスッキリ感も味わうことができます。
世間がイメージしているようなこってり感ではなく、最後の一滴まで飲み干したくなるスープなのです。
天下一品ではこの、こってりスープが人気を寄せていて、中には天下一品のスープが好きだからスープを増すという人も少なくありません。

(出典:天下一品)
天下一品ではスープのみを増すことも可能であり、ご飯にかけたり、スープ単体で味わうのもおすすめです。
天下一品の良い口コミ2:カップラーメンの再現度もすごい!!!
2025年時点でも販売されていますが2022年9月26日にリニューアル新発売された、サンヨー食品のカップ麺「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯(二代目)」は、天下一品の再現度が高く、SNSでは「美味しい」「再現度が高い」といった高評価な声が相次いでいます。

(出典:amazon)
こってり一筋、京都の店舗「天下一品」監修によるカップラーメンが、よりハイグレードな高付加価値を目指して、「史上最高のこってり」に突入しました。
「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯(二代目)」は創業から半世紀以上の歴史を誇る「天下一品」の代名詞と言っても過言ではない「こってり」を再現したカップラーメンです。
しっとりとした口当たりが心地よく、程よいコシの加減が功を奏し、また、ノンフライ麺だからこそスープのインパクトを雑味なく、ダイレクトに伝えてくれます。
通常のスープよりも保温性に優れているようで、高粘度のスープの中に閉じ込められている状態なので、後半にかけて麺が柔らかくなっていくのですが、時間が経って伸びたというよりも、どんどんスープとの一体感が増してくるというイメージです。
それでいて最初に感じたコシは食べ終わる頃まで適度に保っており、夢中になって食べ進めてしまうことでしょう。
天下一品のこってりが食べたくても店舗に行けない人におすすめですが、カップラーメンを食べることで天下一品へ行きたい欲がさらに高まっていまうかもしれませんね。
天下一品についておさらい!
天下一品とはこってりスープが自慢のラーメン店です。
株式会社天一食品商事の運営するラーメンチェーン店またはフランチャイズチェーン店のブランドであり、京都府京都市を発祥地としています。

(出典:天下一品)
創業者は木村勉さんで、1971年に銀閣寺周辺で開いた屋台から始まる。
交流のあった石材店の社長からの好意で、その店舗の敷地の一部に屋台を固定、1975年8月に初の店舗を構えました。
スープは「こってり」と「あっさり」の2種類で、こってりは鶏と11種類の野菜から作られたスープで、ポタージュのようにドロっとしているのが特徴です。
天下一品はどんな人に向いている?
今回は天下一品に対する声を調査しました。
天下一品と言えば「こってりスープ」と言っても過言ではなく、唯一無二な魅惑のスープとして高い人気を誇っています。
鶏ガラと11種類の野菜を煮込んで作ったスープは最後の一滴まで飲み干してしまうほどに中毒性があり、こってりという言葉とは反対に、胃もたれもなくスッキリとした味わいです。
こってり好きな人におすすめなのはもちろんですが、天下一品では「こってり」の他にも「こってり」と「あっさり」の中間である「こっさり」というメニューもあるので、こってりが苦手な女性にもおすすめです。