今回は、オリンピック発祥の地でヨーロッパの南東端に位置するギリシャの、観光に関する口コミ・評判を調査しました。
ギリシャ観光が「つまらない」との噂がやばい?
エーゲ海に浮かぶクレタ島など約3,000もの島々からなる、ヨーロッパ南東部に位置する国「ギリシャ共和国」。
アルバニア、北マケドニア、トルコ、ブルガリアと国境を接しており、複雑に入り組んだ海岸線と、山がちな地形を特徴としています。
オリンピック発祥の地として知られるギリシャですが、観光がつまならないとの口コミがあがっているようです。
なぜギリシャ観光はつまらないと言われてしまうのか、ネット上の声などを基にしてお伝えしていきますね。
アテネ観光はがっかり?遺跡好きじゃないと暇!?
ギリシャの首都アテネ。
古代ギリシャ文明の中心都市として発展し、紀元前5世紀の遺跡が点在するなど、壮大なロマンを感じられるエリアですね。
丘の上の要塞アクロポリスなどには、パルテノン神殿などの有名な古代建造物がそびえ立ち、神話や遺跡、考古学など歴史が好きな人にとっては、非常に好奇心が刺激される場所で、目に映るもの全てが面白いと感じられるでしょう。
しかし、ギリシャに来たのだから、観光スポットだからと興味も無いのに訪れたとしたら、遺跡を目の当たりにしても、ただ石がそこに在るだけという感覚にしかならず、遺跡や建造物を見るためだけに何時間もかけて旅をしたのかと思うと、白けた気持ちになってしまう方もいるのかもしれませんね。
古代から続く歴史の重みやロマンを感じたい方には、非常に感動的な景色が広がっているギリシャですが、さほど興味のない方は、コバルトブルーの海を臨むサントリーニ島などに移動して、ホテルライフを満喫するほうが楽しいかもしれませんね。
オーバーツーリズムで大混雑
「世界一美しい夕日」として、各国からた観光客が訪れるギリシャのサントリーニ島。
夏休みのトップシーズンには、島の人口2万人に対し2023年度には約340万人もの観光客が殺到して大混雑。
現地の人々の生活やインフラに過剰な負荷を与えてしまう状況では、ゆっくりとギリシャを満喫するのは厳しそうですね。
溢れるほどの人混みで疲れてしまって、つまらない気分になってしまう人もいるでしょう。
ストライキが多い!?
観光客にとって、航空機、鉄道、バスやタクシーなど交通機関が定刻通りに運行してもらってこそ、スムーズに日程をこなせるわけですが、ギリシャはストライキを起こすことが多いようです。
2024年8月11日時点でも、同年2月(タクシー労働組合および公務員労働組合)、4月(公務員労働組合)、5月(公務員労働組合)、7月(アッティカ県タクシー労働組合)とストライキが行われていました。
せっかくギリシャに着いてもストライキで振りまわされ、予定通りにスケジュールが進まなかったとしたら、確かに面白くないと批判的な声が出てきても仕方が無いですよね。
人生も旅行も、予期せぬトラブルはつきものですが、少しでもリスクを減らすために、事前にギリシャの情報をチェックして、出来る限りスムーズに観光を楽しめるように旅の準備をしていきましょう。
ギリシャ観光のおすすめシーズンは?注意点ってある?
ギリシャ旅行のトップシーズンは「4月から9月」ですが、どんな目的で観光するかによっても、お勧め時期が変わってきます。
ビーチリゾートを満喫するなら、日本と同じように7月から8月がベストシーズンです。
世界的に暑さは厳しくなっているので、水着以外にも帽子、サングラス、日焼け止めなど、紫外線対策グッズは忘れずに準備してくださいね。
続いて、観光スポットを巡るならば、暑さの厳しい夏をずらした、9月から11月ごろの秋がお勧めです。
10月くらいまでは日中の気温も25度前後と、真夏の30度超えから比較すると過ごしやすくなりますし、トップシーズンよりも観光客も減ってきて、ゆっくりと見て回ることができます。
日中は夏使用のスタイルでも歩けるくらいなので、帽子にサングラス、日焼け止めは夏に続いて必需品ですが、その他には朝晩の肌寒さ対策として、薄手の上着も持参してください。
季節ごとの持ち物のほかに、気を付けてほしいのがギリシャの祝日についてです。
イースターや聖母被昇天祭などの祝日の期間中は、交通機関が乱れたり様々な店舗が閉店していたりと、観光するには不便な状況になってしまうようです。
事前の情報情報集のほか、目的と季節に応じた準備を整えて、ギリシャ観光を満喫してくださいね。
ギリシャ観光の旅費ってどのくらい?
いざギリシャへ!と、思いを巡らせている方もいらっしゃると思いますが、どの程度の予算が必要なのか気になりますよね。
エリアを限定して観光するならば3泊くらいの弾丸旅行も可能ですが、リゾート地への移動なども楽しみたいならば、やはり1週間程度の日程がお勧めです。
旅費の基本的内訳は以下の通りです。
航空券やホテルのランク、ハイシーズンかオフシーズン、海外旅行保険についても日数や内容によって費用の幅はありますが、一般的に1週間のギリシャ観光の予算としては、安い時期の往復航空券で見積もってもおよそ30万円はかかる見込みです。
ハネムーンで行くならば、もっと奮発したくもなりますね。
少しでも安く費用を抑えたいならばオフシーズンを狙うか、ツアーでの価格もチェックしてみると個人で手配するよりも安く済む場合もありますから、ぜひ比較してくださいね。
ギリシャ観光の治安ってどうなの?女性1人旅はやばい?
ヨーロッパでは比較的治安が良いとされてきたギリシャですが、経済状況が悪化し失業率も増えてしまったことなどから、労働組合によるストライキやデモも多発。
また、麻薬常用者や不法滞在者が急増していることなどからも、訪れる際には十分に注意が必要な国となっています。
特に多い被害としては、都市部の地下鉄や観光地、レストランなどでのスリです。
犯行の手口はおよそ3パターン。
このような犯罪が増加しており、2022年の新型コロナ規制緩和以降は、被害件数も増加傾向となっているそうです。
犯罪多発エリアとして、地下鉄、駅構内、シンタグマ広場、国鉄アテネ駅周辺、ピレウス港周辺が挙げられています。
また、女性一人でギリシャ観光をする際には、上記のスリに対する警戒のほか、夜間の移動や人気のない場所を歩かないなど、身を守るための基本的な警戒は必要でしょう。
ギリシャ観光のおすすめスポット
首都アテネでの古代遺跡巡りから、エーゲ海の美しい島々を巡るなど、様々な楽しみ方ができるギリシャ。
ここでは、ギリシャ観光で外せないおすすめスポットを3カ所ご紹介していきます。
アクロポリス遺跡
ギリシャ語で「高い丘の都市」と言う意味を持ち、城塞として築かれたギリシャの首都アテネにあるアクロポリス遺跡。
世界遺産に登録されていて、誰もが知るパルテノン神殿のほか、様々な建造物が点在しているエリアです。
海抜150mの小高い丘にあるアクロポリス遺跡に登って、アテネを一望してみて下さい。
眼下に広がる街並みを通して、壮大な歴史とロマンを感じられるでしょう。
メテオラ
ギリシャ北西部、セサリア地方にある奇岩群の上に修道院が建築されているメテオラ。
約6000万年前から砂や岩が堆積した奇岩群が地殻変動で隆起してできたメテオラは、その独特な地形とギリシャ正教の修道院文化の価値からユネスコ世界遺産に登録されています。
メテオラ最大で、標高約400mに作られた大メテオロン修道院は、修道院群のなかで最古とされています。
岩の上にそびえたつ修道院群の景色を眺めながら、ギリシャの歴史に思いを馳せてみて下さい。
サントリーニ島
続いては、サントリーニ島です。
エーゲ海のグラデス諸島に位置する、三日月のような形をしたリゾート地。
白壁の建物と青い屋根のコントラストが可愛らしい街並みから、眼下に広がる青い海を眺めれば、嫌なことも全部吹き飛んで開放的な気分になれそうですね。
サントリーニ島には、イオとフィラという2つの主要なエリアがあります。
美しいサンセットを見たいならイオに、レストランやカフェ、お土産屋などを楽しみたいならフィラがお勧めです。
ただ、サントリーニ島がつまらない・がっかりなどの声もあるようです。

オリンピック発祥の国、ギリシャ。
空と海が織りなす自然の美しさ、古代ギリシャのロマンを彷彿とさせる遺跡の数々。
ギリシャは山火事も多い国なので、治安も含めて現地の情報をしっかり収集してから、ギリシャ観光を満喫してきてくださいね。
話は変わりますが、LCCの代表格であるピーチ航空が怖いと噂されているようです。
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